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情報コミュニケーション学部の山内ゼミ、髙橋ゼミが食品の実演販売

情報コミュニケーション学部の山内勇ゼミナール(専門テーマ=イノベーションの経済学)、と髙橋華生子ゼミナール(専門テーマ=国際開発論)は、2022年12月に和泉キャンパスで、それぞれ食品の実演販売を行った。

山内ゼミは、12月7日と8日に廃棄野菜を活用した食品販売を実施。髙橋ゼミは12月12日から16日にかけて、障がい者の就労を支えるクッキーとパンを販売した。ここでは両ゼミの指導教員による活動報告を掲載する。

山内勇 准教授

山内ゼミ 

今年度は廃棄野菜を活用した食品をキッチンカーで販売するという活動を行った。メニュー開発から実際の販売まで、ゼロから全て学生自身が行うことで、法制度への対応や供給元の確保など、このビジネスを実施するうえでのさまざまな制約や課題が明らかになった。それらを踏まえ、実体験に裏打ちされた学術的な報告書を完成させることができた。廃棄野菜を提供してくださった「ファーマーズマーケット千歳烏山」様、調理場所を提供してくださった「cafe. millennium」様をはじめ、多くの方のご協力を得て成功裏に活動を終えることができた。

髙橋華生子 専任講師

髙橋ゼミ

SDGsではあらゆる人びとが自分らしく働ける、多様で包括的な社会づくりがうたわれているが、障がい者の方を取り巻く就労環境はまだまだ厳しいのが現状である。そうした状況を明大生に知ってもらうため、1年生のゼミは世田谷区にある障がい者就労支援施設「まもりやま工房」様と「わくわく祖師谷」様の協力を得て、そこで生産されているクッキーとパンを販売した。最終日には生産者の方にもお越しいただき、行き来する学生への声がけを一緒に行った。多くの学生たちや教職員の皆さんに買っていただき、連日完売といううれしい結果となった。