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国際日本学部・山脇ゼミが第10回「なかの多文化共生フォーラム」

フォーラム登壇者と山脇ゼミ生(一列目中央が酒井区長)

国際日本学部の山脇啓造ゼミナールは、2022年12月7日に第10回「なかの多文化共生フォーラム~多様性のあるやさしいまちを目指して~」をオンラインで開催し、ゼミ生を含め約90人の参加があった。

同企画は国際日本学部が中野キャンパスに移転した2013年度から年1回のペースで開催され、毎回中野区長が参加。さらに、山脇ゼミから中野区へ提言した、生活ガイドやホームページの多言語化、「やさしい日本語」の職員研修などの政策が実現されるなどの実績を残してきた。

今回の企画は、第1部でゼミの活動報告、第2部は「協働体験を通した多文化共生」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。パネリストは、アクラス日本語教育研究所代表理事の嶋田和子氏、埼玉県の芝園団地自治会事務局長の岡﨑広樹氏、さらに、山脇教授が進行を務めた。第1部・第2部とも、酒井直人区長による講評が行われた。

また、同ゼミは、2022年11月に「中野にぎわいフェスタ」に参加し、多文化交流イベント「ちえるあるこ」を開催。「協働」をテーマに、地域の家族連れを中心に約160人が参加するなど、地域密着型の活動を続けてきた。山脇ゼミの取り組みは、7月に国際交流基金のウェブマガジン『をちこち』、9月に自治体国際化協会発行の『自治体国際化フォーラム』で取り上げられるなど、全国から高い注目を集めている。