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連合駿台会—2氏に学術賞、1氏に学術奨励賞

受賞者を囲んで

第28回「連合駿台会学術賞・学術奨励賞」の表彰式が1月24日、駿河台キャンパス・リバティタワーで執り行われ、理工学部の楠瀬博明教授と法学部の小林史明専任講師が連合駿台会学術賞を、商学部の浅間哲平専任講師が学術奨励賞を受賞した。

同賞は、政財界などで活躍する明治大学校友の親睦団体である連合駿台会が、本学教員らによる学術研究上の優れた成果を表彰するもの。今回は、自然科学分野から楠瀬教授の『キラル物質の微視的起源と機能設計に関する研究』、社会科学分野から小林専任講師の『法と文学——歴史と可能性の探究』、人文科学分野から浅間専任講師の『Proust et les amateurs(プルーストとアマチュア)』がそれぞれ受賞した。

表彰式では、連合駿台会の田村駿会長があいさつに立ち、「受賞を機にますます精進いただき、明治大学のために多大なる貢献をされることを期待します」と3氏を祝福。さらに、大六野耕作学長と田村会長から、受賞者へ賞状と記念品、副賞の目録が授与された。

また、3氏によるスピーチも行われた。楠瀬教授は、「今回の成果は長年取り組んできた研究の集大成に当たるもので、評価いただき大変ありがたい。明治大学にこの分野の研究拠点があると言われるよう、さらに研究に取り組みたい」と述べ、受賞の喜びとともに今後のさらなる研究活動への意欲を語った。