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校友会—明治大学発祥の地記念碑祭

主幹あいさつを行う廣野支部長

明治大学校友会は、1月29日、東京都5支部共催・東京都南部支部(廣野宏士支部長)主幹の第14回「明治大学発祥の地記念碑祭」を駿河台キャンパス・紫紺館で開催した。柳谷孝理事長、大六野耕作学長、北野大校友会長、樋口高顕千代田区長、創立者の一人・岸本辰雄先生の曾孫の岸本幸雄氏をはじめ、法人役員、校友ら約80人が列席した。

これは、本学の建学の精神を顕彰し、創立者の功績や開校の起源に触れて、母校のさらなる発展を祈念する行事として、2010年から毎年、創立記念日前後の1月に開催されているもの。記念碑は、東京・有楽町の数寄屋橋交差点付近に設置されており、創立記念日である1月17日には5支部関係者による記念碑の清掃が行われた。

式典では、廣野支部長、柳谷理事長、樋口区長らによるあいさつに続き、大学史資料センター所長の村上一博法学部教授による「知の巨人—鵜澤總明の人と学問—」と題した講演が行われた。

鵜澤氏は、東京帝国大学法科大学卒業後、1946年に極東国際軍事裁判日本側弁護団長となるなど人権派弁護士として活躍。本学では理事長、総長、明治中学校の初代校長などの要職を務め、戦前戦後を通じて長年にわたって本学の発展のために尽力した。講演では、同氏のこれらの功績や人柄、裁判史上における弁護実績などが村上教授から解説された。

式典後には、館内で会場を移し、列席者同士の懇談の場が設けられた。11月18日・19日に開催予定の第59回「全国校友愛知大会」の案内などもあり、盛会裏に終了した。(校友連携事務室)