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2023年度「明治大学入学式」を挙行—眉秀でたる9176人が明大生に仲間入り



2023年度の明治大学入学式が4月7日、日本武道館(千代田区)で挙行された。新入生9176人(学部生8068人、大学院生1108人)が明治大学での新生活をスタートさせた。
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式典は学部・大学院別に2部制で行われ、いずれも大六野耕作学長の告辞、柳谷孝理事長の祝辞、新入生代表による宣誓と進行した。

告辞で大六野学長は、明治大学の建学の精神「権利自由」「独立自治」を紹介するとともに、「『人間が人間として生きるに値する平和な社会・世界』の創出を目指す研究・教育の拠点である明治大学で、次の時代をデザイン・実現する知恵とスキルを身に付けてください」と力強く激励した。続く祝辞で柳谷理事長は、「明治大学には、全国そして全世界から、年齢も国籍も異なる多様な学生が集まっています。ほんの少し勇気を出して、ぜひ多くの人たちと交流を深め切磋琢磨をしてください」と新入生に語りかけた。

新入生代表による宣誓は、午前の部に笠原雅仁さん(総合数理学部)、午後の部に横山奏さん(文学部)が登壇。笠原さんは、「多くの人々の幸せや世界の発展に寄与し、活躍できる人材となるべく、貪欲に学び、仲間と助け合い、『個』を確固たるものにしていきます」、横山さんは、「周りとのコミュニケーションを大切にし、社会の一員としての自覚を養い、自分と同じ世界にいる他者の存在を決して軽んじることなく共生していけるよう成長していきます」と、大学生活に向けた意気込みを誓った。その後、校歌斉唱が行われ入学式は閉式した。

続いて、新入生歓迎セレモニーが行われ、交響楽団、グリークラブ、混声合唱団による新入生歓迎演奏と、校友(卒業生)代表によるメッセージ映像が放映された。登場したのは(株)ヒップランドミュージックコーポレーション代表取締役社長・(一社)日本音楽制作者連盟理事長の野村達矢さん、テレビ朝日アナウンサーの斎藤ちはるさん、FC東京の長友佑都さんの3人。心温まるメッセージに新入生やその家族から大きな拍手が送られる中、セレモニーは終了となった。