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博物館で文学部生が制作「江戸時代の束縛と自由」展

展示制作を担当した近世史ゼミ生と野尻准教授

博物館と文学部史学地理学科日本史学専攻は、日頃から合同で館蔵古文書の整理・調査を行っており、その中で学生たちは多くの古文書に触れ、解読方法や取り扱い方法を学ぶとともに、古文書を後世に伝える保存活動の担い手となっている。このたび、 これまでの成果の公表の機会として、コラム展「江戸時代の束縛と自由~詫証文と離縁状からさぐる~」を博物館常設展示室において発表することとなった。近世史ゼミナール(指導教員=野尻泰弘准教授)の学生が大学院生と共に展示品の選出、テーマ設定、キャプション原稿など、展示制作の全てを担当した。どのような時に詫証文を出すのか、離縁状の意味するところは何か、4通の古文書を通して江戸時代の普通の人々の生活が見えてくる。展示期間は6月30日まで。
(博物館事務室)