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政治経済学部-野澤ゼミ、奥山ゼミの学生らが福島県楢葉町のガバメントピッチに参加

参加した野澤ゼミの学生ら 奥山ゼミの学生ら

政治経済学部の野澤千絵ゼミナールと奥山雅之ゼミナール、さらに地域行政学科の授業科目「地域研究インターンシップ」で福島県楢葉町のインターンシップに参加したグループの学生が、2月22日と23日にJヴィレッジ(福島県双葉郡楢葉町)で開催された楢葉町のガバメントピッチに参加した。

ガバメントピッチとは、自治体が抱える課題について、企業などが解決策を提案する意見交換の場のことで、初日の22日には同町で事業を行う5人の起業家による提案会が行われ、学生らは23日に開催されたビジネスプランのプレゼンテーションに参加した。明治大学と日本工業大学の2大学が参加し、プレゼン発表を行った5団体中、4団体が本学政治経済学部からの参加となった。

野澤ゼミからは「ならはWell-beingプロジェクト」「まなびばならはチーム」の2グループが参加し、それぞれ「双葉郡の休日をHappyに変える!~地域密着型福利厚生による豊かな暮らしの実現~」「まなびばならは~アーカイブ化で次世代に希望をつなぐ~」と題した提案を行った。奥山ゼミは「きどあいらく(KIDO I LIKE)」、「地域研究インターンシップ」のグループは「将来に悩んでいる人たち、全員まとめて楢葉町で救っちゃいましょう!」と題した提案を行った。それぞれ現地住民へのヒアリング調査などを通じて課題を見いだし、それらの解決策などについて、工夫を凝らした提案を行った。

奥山ゼミの殖栗和也さん(4年)は、「他チームもさまざまな視点から課題解決案を提案していて学ぶことが多かった。楢葉町を盛り上げたいという共通のゴールを持ってこれからも連携しながら取り組んでいきたい」と感想を語った。

野澤教授は、「楢葉町での活動の特徴は、単に『提案』するだけに留まらない点にある。既に事業を『実現』する活動へと軸足を移していて、今夏には各チームのメンバーが楢葉町に長期滞在する予定」と述べる。各チームは、地域のまちづくり会社等と会議を重ねながら、プロジェクトに必要な作業の計画や、協力企業のリストアップなど、さまざまな取り組みをスタートさせている。

楢葉町ガバメントピッチ学生プレゼン
(TRY!Naraha 福島県楢葉町YouTubeアカウント)
https://www.youtube.com/watch?v=PCnChtWcXNw