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第2回新任教員研修を実施

入試制度について説明する加藤副学長

教育開発・支援センター(センター長=千田亮吉副学長〈教務担当、商学部教授〉)は7月8日、駿河台キャンパス・リバティタワーで、2023年度2回目の「新任教員研修」を開催した。研修は対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、2022年9月20日以降に任用された新任教員46人が参加した。

研修前半は、千田センター長が「明治大学のFD・メディア授業について」と題して講演。FD(ファカルティ・ディベロップメント)とは、大学教育の内容や方法の改善を図るための教員の組織的な取り組みを指し、千田センター長は本学のFD活動を紹介するとともに、新任教員らへ積極的な参加を促した。

続いて、加藤久和副学長(入試担当、政治経済学部教授)が「本学の入試概要」と題して、本学を取り巻く入試環境や、入試制度について説明した。

研修後半は、人権教育・啓発専門委員会との共催による「人権講演会」として、新任教員以外の教職員も対象として実施。キャンパス・ハラスメント対策委員長の岡部卓専門職大学院ガバナンス研究科教授による「ハラスメントのないキャンパスに向けて—ハラスメントとは何か、加害者・被害者とならないためにはどうしたらよいか—」、心理臨床センター長の伊藤直樹文学部教授による「学生相談の現状と学生対応のポイント」と題した講演が行われた。

参加した新任教員からは「メディア授業、入試、ハラスメント、学生相談と多岐にわたる内容だったが、参考になった」などの感想が寄せられ、研修を通して本学の専任教員として求められる知識について、理解を深めた様子がうかがえた。
(教務事務室)