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情報コミュニケーション学部・清水ゼミが地域と連携「ウマいフォトコンテスト明大前」

カイダン教室を活用して行われた研究成果報告会の様子

情報コミュニケーション学部清水晶紀ゼミナールは、1月10日、和泉キャンパス・ラーニングスクエアで、「ウマいフォトコンテスト明大前」の表彰式と研究成果報告会を実施した。

インスタグラムを活用し実施されたコンテストは、33点の応募があり、同ゼミ生らの審査を経て、大賞として2点(明大前商店街振興組合賞、京王電鉄賞)が選出された。京王電鉄賞が贈られた北原理咲子さん(文3)は、「ポスターが目に留まり、賞品に引かれて応募した。受賞はとてもうれしい。参加店舗のインスタグラムと連携するなど活用が進めば、コンテストがもっと盛り上がると思う」と喜びの言葉を述べた。

同ゼミの学生らは、大学近隣である明大前地域の活性化に向けて、明大前商店街のマップ作成とその掲載店と連動したフォトコンテストを企画し、2023年11月から12月にかけて実施した。実施に向けて、明大祭でのチラシの配布や、学内外でのポスター、サイネージ広告の掲出などの告知とともに、明大前商店街振興組合、京王電鉄㈱から賞品提供の協力を受けるなど、準備に当たってきた。

研究成果報告会では、講評として、京王電鉄の二羽信介氏より、「改善点を検討して次年度に引き継ぎ、商店街の振興と鉄道利用につなげていただきたい」、明大前商店街振興組合の本杉香氏より「今回は応募数が伸び悩んでしまったが、このようなゼミの取り組みは街を興すきっかけになる」と、今後のさらなる展開への期待が寄せられた。

指導教員の清水准教授は、「この企画は地域をキャンパスとして捉え、そこから学ぼうというコンセプトで始まった。引き続き明大前地域の活性化につながる活動を続けていきたい」とコメントした。