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連合駿台会—2氏に学術賞、1氏に学術奨励賞

(左から)柳谷理事長、鈴木教授、宮下教授、田村会長、谷口専任講師、大六野学長

第29回「連合駿台会学術賞・学術奨励賞」の授賞式が1月24日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで執り行われ、法学部の鈴木賢教授と総合数理学部の宮下芳明教授が連合駿台会学術賞を、文学部の谷口良生専任講師が連合駿台会学術奨励賞を受賞した。

同賞は、政財界などで活躍する明治大学校友の親睦団体である連合駿台会が、本学教員らによる学術研究上の優れた成果を表彰するもの。学術賞は社会科学分野から鈴木教授による「台湾同性婚法の誕生——アジアLGBTQ+燈台への歴程、自然科学分野から宮下教授による「塩味を増強する電気味覚波形の設計と減塩生活者を対象とした評価実験」(※英文論文の邦題)が受賞した。学術奨励賞は、人文科学分野から谷口専任講師による「議会共和政の政治空間——フランス第三共和政前期の議員・議会・有権者たち」が受賞した。

授賞式は連合駿台会の駿台懇話会として開催され、第1部の学術賞受賞記念講演会に宮下教授が登壇し、「味覚メディアが拓く未来」をテーマに講演を行った。第2部の授賞式では、大六野耕作学長と連合駿台会の田村駿会長から、受賞者へ表彰状と記念品、副賞の目録が授与された。

その後、3氏がスピーチに立ち、「夢や希望のある日本を若者に残していきたいという思いを持って教育・研究を続けていきたい」(鈴木教授)、「受賞は『もっと頑張れ』という激励だと捉えている。これからも頑張りたい」(宮下教授)、「明治大学に着任した初年度に書き上げた書籍を評価いただいた。協力いただいた多くの先生方に感謝している」(谷口専任講師)と受賞の喜びや関係者への謝意、今後のさらなる研究活動への意欲が語られた。