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「大学生観光まちづくりコンテスト2021」で歌代ゼミ、木寺ゼミが優秀賞/シンクタンク賞,優秀賞/ニューノーマル賞を受賞

2022年03月16日
明治大学 政治経済学部・経営学部

大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTB等)が主催し、観光庁、文部科学省、総務省、経済産業省などが後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2021」ニューノーマルステージにおいて、経営学部の歌代豊ゼミナール、政治経済学部の木寺元ゼミナールのチームが優秀賞/シンクタンク賞,ニューノーマル賞を受賞を受賞しました。

同コンテストは大学生チームが観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。今回11回目となりますが、コロナ禍のため昨年と同様動画による本選となりました。予選を通過した北陸ステージ10チーム、ニューノーマルステージ15チームのプレゼンテーション動画による本選審査が行われました。各チームの発表概要は次のとおりです。

総合3位 優秀賞/シンクタンク賞

木寺ゼミナール
歌代ゼミ・まるっと、うたまる!

『イノベーションプラットホーム START Lab.構想~高校生向けワークショップツアーと企業向けオフサイドミーティングの融合~』
歌代ゼミナール・まるっと、うたまる!(奈良梢、石垣奈々、恩田莉花)

ニューノーマル時代で想定される変化として、高校生に対してキャリア教育の重要性、社会人に対して働き方に着目し、首都圏からのアクセスが良く、研究集積があるつくば市を対象地域として選定しました。
まず、「キャリア教育都市構想」では、高校生に向けたワークショップツアーの受注とビジネスコンテストの企画・運営を提案します。次に「オフサイトミーティング都市構想」では、社会人に対して注目が高まっているオフサイトミーティングの誘致を提案します。最終的につくば市に集まった高校生と社会人をつなぎあわせ、双方のニーズを満たしながら交流を深め、オープンイノベーションを生み出す「イノベーションプラットフォームSTART Lab構想」の実現を目指します。
本構想は、予測不可能なニューノーマル時代を生き抜くために、高校生が早期から自分の将来やキャリアを考えるきっかけを提供したいという私たちの思いがこもったプランです。「ニューノーマル時代に対応する観光まちづくり」というテーマは非常に難しく、構想検討に苦労しましたが、「総合3位 優秀賞/シンクタンク賞」をいただけて大変嬉しく思います。

優秀賞/ニューノーマル賞

木寺ゼミナール
木寺ゼミ・KIDeRuns

『你红之旅〜赤で繋ぐ親子の絆〜』
木寺ゼミナール・KIDeRuns(山崎春歌、平松千里、伊藤理子、荒谷響輝、大石怜奈)

私たちは、ニューノーマル時代を「人と簡単に会えなくなった時代」、「身近な人の大切さがわかった時代」と定義しました。その上で、在留外国人が抱える問題点と、私たち自身がコロナ禍となり感じた問題点を照らし合わせることから始まりました。「你红之旅」とは中国語で「あなたの赤の旅」という意味です。本プランは在留中国人をターゲットとし、「赤」と「親孝行」の要素をかけ合わせた旅を提供します。モデルプランでは群馬県高崎市を舞台に、「着る・巡る・食べる・作る」の全ての工程を赤で統一。だるま作り体験などを通じて、赤色の日本文化を楽しみながら親孝行ができる仕掛けを盛り込んでいます。離れた地にいる親とオンラインで繋がることで、親子で旅が楽しめるようにもなっています。
ニューノーマル時代のまちづくりを常に意識しながらプランを作成しました。その結果、ニューノーマルステージに一番適した「優秀賞/ニューノーマル賞」を受賞できました。コロナ禍でも、観光まちづくりを構想することは可能であることを実感しました。