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日本経済新聞社主催「高校生SDGsコンテスト」で国際日本学部・岸磨貴子ゼミナールの学生が講演を行いました

2022年10月29日
明治大学 広報課

高校生のプレゼンに質問を投げかける国際日本学部・岸磨貴子准教授高校生のプレゼンに質問を投げかける国際日本学部・岸磨貴子准教授

「誰もが自分らしく生きていける場を作りたい」と語るラーマさん「誰もが自分らしく生きていける場を作りたい」と語るラーマさん

「多様な才能が発揮できる場を作りたい」と語る豊島さん「多様な才能が発揮できる場を作りたい」と語る豊島さん

日本経済新聞に広告掲載された明治大学のSDGsへの取り組み日本経済新聞に広告掲載された明治大学のSDGsへの取り組み

日本経済新聞社が主催した「高校生SDGsコンテスト」の中で、国際日本学部・岸磨貴子ゼミナール(教育工学)の学生2名が講演を行いました。
 
このイベントは高校生が身近な課題をSDGsの観点で考えアイデアを競い合うもので、協賛大学・団体が審査員を務めます。本学からは岸磨貴子准教授が審査員を担当しました。
 
高大接続の観点から設けられた協賛大学の特別講演として、本学からは岸ゼミの3年生、ラーマ・ジャマール・アルディーンさんと豊島和紀さんが「Playful Change!誰一人取り残されない場を自分たちの手で」と題した講演を行いました。ラーマさんと豊島さんは、学習環境デザインなどの実践と研究に取り組むゼミの活動を紹介したうえで、高校生たちへ「誰もが自分らしく生きていける場をつくるために、自分たちで変化を作り出し、その変化を楽しんでいきましょう」と呼びかけました。

国際日本学部3年生 ラーマ・ジャマール・アルディーンさん

シリア出身、内戦により来日。日本の教育を受ける中で生きづらさを感じ、大学入学後に自分らしさを発揮できるようになった経験から、誰もが生きやすい場作りや教育方法に関心を持つ。岸ゼミでは誰もが楽しめるマイノリティデザインに基づくスポーツ開発や、シリア料理を一緒に作り異文化理解を促進する活動「a Little Taste of Syria -シリアの味を少しだけ-」などの活動に取り組む。

国際日本学部3年生 豊島 和紀さん

自身の不登校経験から誰もが輝ける場に関心を持ち、ICTで新しい経験の場を高大連携プロジェクトとして実施。拡張現実(AR)で高校生と大学生が自分たちの過去と未来を語り自分の「やりたいこと」を考える「Future Design」の開発、非政府組織(NGO)と連携し貧困世帯の子どもたちの遊び試演などの活動に取り組む。
 
このイベントの模様は、日本経済新聞が運営するサイト「日経チャンネル」で2023年9月16日(土)(予定)まで視聴できます。
また、この講演に至るまでの舞台裏をこちらのページで紹介しています。岸ゼミの学生たちが、講演の内容が「伝える」から「伝わる」ものとなるように、スライド・シナリオの作成や舞台演出を、議論を重ねながら作り上げた過程を報告しています。
 
このイベントの採録記事は10月29日(土)に日本経済新聞が運営するサイト「日経BizGate」に掲載されました。