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国際日本学部

日経SDGs Festivalで、岸ゼミが大学プレゼンを行いました。

2022年09月29日
明治大学 国際日本学部

会場にて会場にて

スライドの一部スライドの一部

スライドの一部スライドの一部

スライドの一部スライドの一部

2022年9月17日に(東京丸ビルにて)日経SDGsFestivalにおいて、明治大学国際日本学部 岸ゼミの学生らがゼミで取り組むSDGsの実践と研究についてプレゼンテーションを行いました。以下、本プレゼンに取り組んだ学生らからの報告です。

ジャマール アルディーン ラーマ(発表者)
プレゼンの練習をする中でゼミの仲間や先生にアドバイスをもらいながら、どのように自分の伝えたいメッセージが伝えられるのかをさまざまな視点から学べました。すでに社会的に構築された環境に適応するだけではなく、自分の手で社会を変えていくこともできること、違いを尊重し受け入れることが自分らしく生きることにつながること、など私が大学で気づいた大切なメッセージをたくさんの人に届けることができ嬉しく思います。当日はとても緊張しましたが、とても刺激となった経験となりました。


豊島和紀(発表者)
私は高校の時不登校を経験しました。その経験は、自分の人生の中で失敗だと思っていました。しかしながら、この機会によって、自分の経験を振り返り、語り直すことができました。この経験が自分にとって何だったのか、その経験があったからこそ見えてきたことや取り組めたことは何だったのか、それらは誰かにとって参考になるかもしれない、と気づき、それを伝えることができました。社会を変えることは簡単なことではありません。しかし、何もできないと諦めるのではなく、自分なりに社会に変化を働きかけれることもあることを大学を通して知りました。勇気を持って、ちょっとずつの変化を、楽しみながらやっていける。そんな場が明治大学にはあり、私たちはこれからも「遊びこころ」を大切にしながら、たくさんの変化を作っていきたいと思いました。


伊藤希実香(MC)
私は、MCとして参加しました。MCというのは、発表者の魅力を引き出し、発表者とオーディエンスをつなげる役割です。発表者の2人が届けたいメッセージを引き出すためにどのように声をかければいいのか、見せればいいのか、つなげればいいのか、考えながら動きました。このプレゼンのキーコンセプトを軸として、発表者の2人の言葉をつなぎ、つむいでいく。何度も練習を重ねていくことで、スライドのデザインや見せ方、間、声を通して思いの載せ方など、場のデザインについてより深く学び、実践できるようになりました。この経験で得た学びをこれからのゼミ研究と実践に還元していきたいと思います。


渡邊栞(スライド作成・演出、当日のスライド操作)
私は、スライド作成、演出、そして当日のスライド操作を担当しました。特にこの経験を通して関心をもったのが「ビジュアル表現」です。私は舞台鑑賞が趣味で、照明の色によって心情や風景を表す空間デザインに関心があります。今回のプレゼンは、話者の経験を語るメッセージ性の強い内容であったため、「心情を表すデザイン」を意識しました。手書きの文字や写真から切り取ったシルエットを散りばめることで、デジタルの中にアナログの温かみを持たせるなどの工夫をしました。今後も人の心をつかむデザインについての研究を深めたいです。


田口優智(担当:スライド作成・演出)
私はスライドの作成や舞台演出に取り組みました。発表者の2人の思いがオーディエンスにしっかり届けれるように考えながら、スライド作成・舞台演出に取り組みました。発表の練習を重ねていくにつれて2人のプレゼンが「伝える」から「伝わる」に変わり、発表者の人なりがよく感じられる質の高い発表になっていきました。伝える内容が素晴らしくても、伝え方によっては、十分に伝わらないことがあります。だからこそ、話す際のスピードや間の取り方、話者の交代の仕方など、演出が重要だと実感しました。演出を担当したことで、自分自身もまた、どのようにすれば自分の考えを他者に魅力的に届けることができるのかを客観的に学ぶ機会になりました。


浅岡鈴乃(担当:シナリオ作成)
私は、プレゼンの内容と流れづくりに関わりました。発表者の2人が伝えたいことは何か、どういう流れで伝えていくか、オンラインでの会議を何度も行い、共に考えました。発表者の想いをいかに伝えていくのか、言葉に思いを乗せるのか、二人の魅力(人となり)をどのように引き出すのかを何度も話し合いました。そして、当日、2人の発表者とMCの3人がつくりだす舞台をみて、感動しました。今回の発表を通して、ゼミで取り組む活動をSDGsにつなげることができたことで、その意義を確認することもできました。このような有意義で貴重な機会に関われていたこと、とても嬉しく感じます。この経験を今後のゼミの実践や研究にも生かしていきたいと思います。


日経NIKKEI SDGs FESTIVAL
https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2022/
明治大学 ✖️ SDGs 岸研究室
https://www.meiji-sdgs.jp/articles/researcher/35/
Meiji Net. 場のデザイン×ICTで、誰もが輝ける世界に
https://www.meiji.net/movie/movie003_makiko-kishi