【卒業後の進路】
2020年3月に卒業し、4月から、公益財団法人国際人材育成機構で働いています。日本で働く技能実習生に日本語を教えています。
【どんな科目をどう履修したか】
必修科目は、大学1年次にすべて履修をし、コア科目(日本語教育学)は主に大学2年次に、その他関連科目等は1年~4年の間で自分が特に興味のある科目を履修しました。
日本語を外国人に教える、ということは自国である日本社会、日本文化、日本人の考え方等、日本に関することを深く知っていることが大切です。このプログラムの関連科目は、そのような様々な観点から“日本”について学ぶことができます。わたしは特に、「異文化間教育学」や「多文化共生論」、「移民政策論」で、日本に住む(日本で働く)外国人の数が増えている日本社会の現状についての学びを深め、それは、今の日本語教師としての道に生かされています。また、私は大学3年次に、独立行政法人国際交流基金の日本語パートナーズ派遣事業(※)でインドネシアに7か月間派遣されました。日本語や日本文化を教える立場として活動するなかで、自分自身も多様な文化や考え方を常日頃から学ぶことができる、という点で魅力を感じ、日本語教師の道にすすむことに決めました。
※独立行政法人国際交流基金の日本語パートナーズ事業についてはこちら
(日本語パートナーズ派遣事業ウェブサイト)をご覧ください。
【プログラム履修を考えている方へメッセージ】
私は、英語があまり得意ではなかったのですが、その点で考えると、英語ができなくても国際交流がしたい!外国人と話したい!と思う人には、特におすすめのプログラムなのではないかと思います。ぜひ履修してみてください!