明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミナールは12月14日(月)に、豊島区役所職員約120名を対象として、「やさしい日本語」を伝える研修会を実施いたします。
「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。出入国在留管理庁と文化庁は、「やさしい日本語」の活用促進を図るため、2020年8月に「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」を公表しました。ガイドライン策定の背景には、2010年代前半以降、全国で外国人住民が大きく増加したことがあります。コロナ禍によって現在、外国人住民はやや減少していますが、2020年6月末に約289万人となっています。特に多いのが東京23区で、豊島区では外国人住民の数は約2万6000人で、住民の9%を占めています。コロナ禍の中で、外国人住民への情報提供や相談体制の整備は喫緊の課題となっています。
こうした中で、豊島区役所が「やさしい日本語」の研修会を実施し、その講師を国際日本学部の山脇啓造教授と山脇ゼミナールの学生たちが務めることとなりました。
山脇教授は、同ガイドライン策定の有識者会議の座長を務めました。また、山脇ゼミでは、ガイドラインが広く日本社会で活用されるよう、内容をわかりやすく解説する動画を制作しました。その動画を活用しつつ、今回の研修講師を担当いたします。
入管庁・文化庁の「やさしい日本語ガイドライン」を わかりやすく解説する動画は
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