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簿記検定試験と公認会計士試験

 まずは「簿記検定試験」にチャレンジしてみましょう!

◆日本商工会議所簿記検定試験

〇試験概要 
級別 試験科目 内容 問題数 受験時間 受験料
3級 商業簿記 商業簿記の基礎的な原理および記帳、決算に関する初歩的実務を理解していることが求められます。2級合格のためには必須の知識です。
営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えてきています。
5題 2時間 2,800円
2級 商業簿記
工業簿記
高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得していることが求められます。「簿記の級を持っている」といえるのは、この2級からです。この級に合格していれば公認会計士・税理士・国税専門官等の資格取得に向けた本格的な学習に着手できるレベルにあるといえます。 商簿3題
工簿2題
2時間 4,630円
1級 商業簿記
会計学
工業簿記
原価計算
大学程度の商業簿記・会計学ならびに工業簿記・原価計算を修得していることが求められます。公認会計士や税理士などの国家試験の登竜門と言われています。 各科目
おおむね
1題ずつ
3時間
商簿・会計学で90分
工簿・原計で90分
7,710円
合格基準 各科目とも100点満点で、70点以上の得点をした者は全員合格になります。合格者数に制限はありません。ただし1級だけは、合計点が70%以上あっても、いずれか1科目の得点が40%に達しない場合は不合格になります。

※2019年10月以降に実施される試験について,受験料は消費税が加算される予定です。
〇試験日程等(2019年度)
1年に3回、6月と11月と2月に行われます。ただし、2月は1級の試験は行われません。実際には全国各地の商工会議所が試験を実施するので、受験申込期間は各商工会議所で異なります。各自インターネット等で受験地区の商工会議所を調べましょう。
日程 問い合わせ先
 第152回  6月9日(日)
検定情報ダイヤル:03-5777-8600
ホームページ 商工会議所の検定試験(簿記)
 第153回  11月17日(日)
第154回 2月23日(日)

◆全国経理教育協会

級別 試験科目 内容 試験時間 受験料
上級
商業簿記
会計学
工業簿記
原価計算
商業簿記、会計学、工業簿記及び原価計算について高度な知識を有し、併せて複雑な実務処理能力を有する(日商簿記1級と同等)。 商簿・会計学で
90分
工簿・原計で
90分
7,500円
合格基準 1科目100点満点とし、各科目の得点が40点以上で全4科目の合計得点が280点以上を合格とする。
※上級は7月と2月の年2回実施(第195回:7月14日、第197回:2月16日)インターネットでの申し込みが可能。
※問い合わせ先:検定管理課(03-3918-6133)全国経理教育協会ホームページ

◆さらなる高みへ 「公認会計士試験」にチャレンジしてみましょう!

公認会計士になるためには
短答式と論文式の試験に合格しなければなりません。
短答式は「財務会計論、管理会計論、監査論、企業法」の4科目、論文式は必須科目として「会計学、監査論、企業法、租税法」の4科目と、選択科目として「民法、経営学、経済学、統計学」のうちから選択する1科目が出題されます。
詳細は「公認会計士・監査審査会」ホームページを参考にして下さい。

受験資格:制限なし
※実務経験者や会計専門職大学院修了者は一部試験科目免除

短答式試験(4科目<実質5科目>)
財務会計論・管理会計論・監査論・企業法

論文式試験(5科目<実質7科目>)
必須:会計学(財務会計論・管理会計論)・監査論・企業法・租税法
選択:経営学・経済学・民法・統計学から1科目

監査法人・会計事務所・企業等へ就職
<実務経験>
業務補助:期間2年以上(試験合格の前後不問)
実務補修:日本公認会計士協会による修了考査

公認会計士として登録
監査証明業務・非監査証明業務等