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明治大学出身会計士の活躍

明治大学出身会計士の活躍

公認会計士としての歩みとNPO活動への情熱:深谷 豊先生



公認会計士の活躍の場は広がっている

  私が公認会計士という資格を意識したのは、明大商学部に合格後、経理研の入室試験の掲示を見たときです。会社員ではなく資格を取りたいと考え、弁護士よりは現実的ではないかという安易な発想からのスタートでした。
 試験勉強の途中では成績が伸び悩む苦しい時期もありました。それでも1日10時間、約2年間諦めずに粘り続けた結果、どうにか現役合格を果たすことができました。

 この試練を乗り越えられたのは、高校時代のバドミントン部での経験があったからです。高校に進学してから始めたバドミントンの新人戦では、中学経験者にこてんぱんにやられてしまいました。その悔しさをバネに盆暮れ正月を返上して練習に励み、その結果、3年時には関東大会ベスト8まで進出することができました。しかしインターハイの県予選は決勝で敗れるという2度目の苦い経験もしました。
 この経験があったからこそ、会計士試験の長くて辛い、勉強に打ち込む時期を乗り越えられたのだと思っています。

 合格後のキャリアは、大きく監査と税務に分かれます。前半の監査では、あずさ監査法人(旧 朝日会計社)に入社して大手上場企業の法定監査に20年余り従事しました。後半の税務では税理士法人エルムに移って約20年が経過しようとしています。

 また、約20年前に会計士東京会のNPO法人研修に参加したことを機に、NPO法人との関わりができその後の人生が大きく広がりました。現在では複数のNPO法人で理事や監事、監査人、税務顧問を務めるほか、NPO支援団体の代表や、会計士埼玉会NPO法人委員会の代表も務めています。また、そのNPO法人研修で出会った会計士仲間とは、今でも親しく交流しています。

 人生には出会いがあります。人は様々な人との出会い影響を及ぼし合いながら成長します。そしてそれが多彩な経験になるという意味で、公認会計士はとても魅力的な職業です。
 最近の動向として、公認会計士試験合格者のうち監査法人へ勤務する割合は約4割と聞いています。職種選択の幅はさらに広がっています。経理研究所で研鑽を積む後輩の皆さんには、公認会計士という資格を武器に様々な分野で活躍されることを期待しています。



 深谷 豊(ふかや ゆたか)
略歴 1956年生まれ。1980年明治大学商学部卒業。有限責任あずさ監査法人(旧 朝日会計社)で20年余り勤務。税理士法人エルムに移籍後約20年税務業務に従事。現在は、日本公認会計士協会埼玉会・幹事・NPO法人委員会委員長、明治大学公認会計士会副会長、公益法人日本認知症グループホーム協会埼玉支部監事、認定NPO法人会計税務専門家ネットワーク理事、さいたまNPOセンター監事、認定NPO法人シャプラニール会計監査人など多数のNPO法人に関与し、NPO法人の信頼性確保のため情報開示支援を推進。 2026年7月現在  
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