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弁護士 千葉智達さん

法制研究所の活用法とメリット

法制研究所においては、司法試験予備校の辰巳法律研究所と提携した講義や司法試験に向けた基礎演習等のゼミを受けることができるほか、個人で勉強したい際には自習室を利用することができます。私も学生のときにこれらを上手く活用し、在学中に予備試験、司法試験に合格することができました。
基礎演習等のゼミや辰巳法律研究所との提携講義では、憲法・民法・刑法といった司法試験や学部試験において必修である法律について、法律の構造や内容などの基礎的な内容や実際の適用例などを学ぶことができます。法律はとても勉強が難しいですが、ここでは弁護士が基礎からわかりやすく説明してくれるので、司法試験の合格を目指したいと考えている人だけでなく、学部で良い成績を取りたいと考えている人や純粋に法律を勉強したいと考えている人などにも、貴重な場になると思います。
また、法制研究所で利用できる自習室は、法律試験の問題集等を借りることができるなど、勉強するのに良い環境が整っています。
このように、法制研究所においては、勉強をする上で必要なものが整っているので、法律試験の勉強をしたいと考えているのであれば、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

現在の仕事について

私は、司法試験合格後に司法修習の期間を経て、大学を卒業した年の12月より、都内の事務所にて弁護士として働いています。扱っている内容としては、離婚や相続などの家事事件や、借家トラブルや交通事故などの一般民事事件、企業の契約書チェックなど幅広い内容を扱っています。
この仕事は、民法以外にも様々な法律が問題となるため、必要となる法律等の知識の範囲が広範であり、勉強が大変ですが、その分、様々な知識を身につけることができ、また、得られる達成感も大きくなります。
また、隣人トラブルに悩まされている、家族関係で悩んでいる、この契約内容で不利にならないか心配であるといった、法的な問題で困っている様々な人の手助けをすることができ、非常にやりがいを感じられる仕事です。
その他にも、この仕事には、自身がトラブルに巻き込まれた際にも対応の仕方がわかるといった実益があったり、働き方の面でも柔軟に対応できたりするなど、様々な魅力があります。ここでは全てをあげることはできませんが、弁護士という仕事は、試験が大変ではあるものの、目指してみる価値は十分ある仕事だと思いますので、司法試験を目指すか少しでも迷っている場合には、まずは勉強を始めてみると良いと思います。