研究概要 |
(研究実施計画) Marsilio Ficino(1433~1499)はキリスト教・ユダヤ教・古典ギリシア・ローマの哲学など,多方面に及ぶ学問分野に貢献した人物である。今回の研究では,その中からTheologica Platonica(1469-1474)を選び,彼がプラトン哲学をどのように理解したのかを調べたい。 研究期間の初年度の計画としては,Michael J.B.Allen,Platonic Theology,Marcel Raymond,La Théologie platonicienne de l'immortalité des âmesの現代訳を参考にしながら,ラテン語原典の精読を中心としたい。 |