東日本大震災の翌年2012年5月、明治大学と宮城県気仙沼市は「震災復興に関する協定」を締結しました。
協定締結後は、マンドリン倶楽部による慰問コンサートや体育会ローバースカウト部によるデイキャンプなど、被災者の心のケアを目的とした事業を行ってきました。また、首都圏の優秀な人材獲得を目的に行う気仙沼市職員採用試験の東京会場として本大学駿河台キャンパスの教室を提供してきました。さらに、学生・教職員が首都圏で地震被害と復興支援のあり方を考える機会として、リアス・アーク美術館の協力による駿河台キャンパスでの「震災記録写真展」や、菅原茂市長による和泉キャンパスでの講演会なども実施してきました。
2017年度からは、同市が掲げる「市民が挑戦できるまちづくり」の一環として、市内の女性を対象とした人材育成講座「気仙沼アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」を本学が受託し、共催してきました。
2019年5月に「気仙沼市との震災復興に関する協定」が満了することになり、以後の連携について協議を重ねた結果、震災復興に特化した協定ではなく、地域活性化や人材育成等を目的にした包括的な連携協定を締結することになりました。
今後の気仙沼市との連携事業については、本学の地域連携推進センターのホームページでお伝えします。
https://www.meiji.ac.jp/social/japan/partnership/6t5h7p0000237nv7.html