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明治大学の学費についての考え方

明治大学の学費についての考え方

【学費についての考え方】

 本学では、学生の在学の対価として徴収している費用を総称して「学費」と呼んでいます。
 「学費」は、入学から卒業までの4年間(大学院の場合は、2年もしくは3年)で学位を授与するための教育に必要な費用と、学生生活を支える環境を整えるために必要な費用の総額として設定されています。
 学費は、授業料、教育充実料、実験実習料、実習料、専攻指導料等から構成され、入学時に別途納入していただいている入学金とともに、在学期間中における支払総額と各年度における支払額を明示しています。

【よりよい教育・研究環境を提供するために】

 大学は納入いただいた学費や、その他の収入をもとに、学生のみなさまに講義、実験、実習等の教育活動を提供します。また、学生のみなさまが快適に学習できるよう教室や研究室、図書館、メディア自習室や体育館等の環境を整えます。工作工場や黒川農場も、主に理工学部・理工学研究科や農学部・農学研究科の学生の学びに欠かせない施設です。学費は上記のような教育活動や施設の提供以外にも、課外活動や就職活動等、学内外での活動の支援や、学びの提供に欠かせない研究の費用としても使用されます。
 学費収入は本学の収入全体の約7~8割を占めていますが、その大切な学費を使用し、よりよい教育・研究環境を安定して提供するとともに、みなさまの学生生活を支援します。

【学費の内訳について】

 現在本学の学費は、授業料、教育充実料、実験実習料・実習料、専攻指導料等から構成されています。
 主に「授業料」と「専攻指導料」は、授業の運営やそれに関わる教職員の人件費等、大学運営の基盤を整えるために、「教育充実料」は施設維持管理、情報基盤の整備並びに新しい施設・設備の建設・更新等、学びの環境を整えるほか、課外活動や就職活動等の支援のためにも使用されています。そして「実験実習料・実習料」は実験や実習、各種検定試験の補助等、各学部独自の教育プロジェクトを実施する目的で使用しています。
 なお、「父母会費」や「校友会費」等の「諸会費」は、諸団体の規定に基づき、大学が代理として徴収をしています。