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文芸メディア専攻の授業を担当する文学部専任教員

伊藤 氏貴 近現代の文学・藝術とその背景となる思想。
内村 和至 日本近世小説史の研究。特に後期の読本と草双紙をテーマとしている。絵画表現と文学言語の境界的想像力を解明する。
佐伯 和香子 日本古典文学の民俗学的研究。口承文芸、お伽草子、菅江真澄研究
相良 剛 本・雑誌・新聞はもちろんテレビやweb、SNSにも不可欠な「文章」をめぐり展開される〈よむ・書く〉を、出版実務の経験から探索する。
中江 桂子 文化社会学・メディアの社会史・社会心理と文化史
能地 克宜 室生犀星、浅草を中心とした街と文学、言葉と想像力の関係

教員からのメッセージ

伊藤 氏貴(文学部教授)

伊藤 氏貴

メディアの進歩・氾濫は、そのなかでほんとうに見聞きするに値するものを選ぶ余裕をわれわれから奪っています。ただ、どれほど時代が変わろうと、人間にとって互いをつなぐもの=メディアの根幹が「ことば」にあることは変わりません。たとえば、どんなすばらしい映像や音楽も、そのコンセプトやすばらしさを語るにはことばをもってするしかないでしょう。この専攻では、さまざまなメディアを、表層的風潮に流されることなく、「ことば」という基本的視点から追究していきます。
内村 和至(文学部教授)

内村 和至

私達の専攻は、「文芸というメディア」「メディアとしての文芸」という観点から、思想史や精神史も視野に入れながら幅広く文学の問題を考えていく専攻です。狭い専門領域に囚われず、古典から現代を横断し、メディアのあり方をも含んだ文芸研究を志す学生諸君を待っています。一緒に文芸メディアを作っていきましょう!