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国際連携・留学

釜慶大学(韓国)を小室副学長と高馬国際教育副センター長が訪問しました

2023年07月02日
明治大学 国際連携事務室

2023年6月30日、本学の大学間協定校である釜慶(プギョン)大学(부경대학교Pukyong National University 大韓民国・プサン広域市)を小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)と高馬京子国際教育副センター長(情報コミュニケーション学部教授)が訪問し、ジャン・ヨンス学長を表敬訪問しました。また、同校国際交流本部と今後の留学の促進に向けた協議を行いました。

国際交流本部との協議では、キム・ヒュンウ国際交流担当副学長らと、両大学における交換留学生の履修、現地語(韓国語、日本語)および英語での授業の開講状況、現地語の語学プログラム、交換留学生用の学生寮などについて、情報共有と意見交換を行いました。その後、キャンパス内の教室、図書館、食堂、キャンパスに隣接する学生寮などの視察を行いました。

ジャン・ヨンス学長への表敬訪問には、同校のユン・イル人文社会科学部日語日文学科教授(前・国際交流担当副学長)が同席しました。小室副学長から、2022年10月27日の両氏の大六野耕作学長への表敬訪問に対する謝辞とともに、両大学間の交換留学が順調に開始していることの報告がありました。

ジャン・ヨンス学長は、訪問を歓迎するとともに、昨年の本学訪問時に駿河台キャンパスの学生交流スペースと和泉ラーニングスクエアの視察の機会が得られたことへの感謝の意を示されました。また、昨年秋の本学訪問後に、ジャン・ヨンス学長自身が撮影した駿河台キャンパスと和泉キャンパスの学生交流スペースの写真を職員と共有して、それが改築中の釜慶大学図書館のレイアウトに直ちに反映されたエピソードを紹介されました。

両大学間において、引き続きさまざまな形での国際連携と協力を推進することで意見が一致しました。

釜慶大学からは2023年春学期に2名、秋学期に1名の学生が本学に交換留学します。本学の在校生向けには、交換留学に加えて、プサンでの3週間の文化交流プログラムも今後実施する予定です。

韓国・釜慶大学学長が表敬訪問-さらなる連携交流について協議(明大広報2022年12月1日号)
https://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/202212/p02_03.html

釜慶大学
https://www.pknu.ac.kr/
【コラム】「大学」と「大学校」、「学長」と「総長」

大韓民国では4年制の大学を「大学校」(대학교)と称し、大学のなかの各々の学部を「大学」(대학)と呼びます。そのため、例えば、記事中のユン・イル教授の所属は、韓国語の表記に従うと「釜慶大学校人文社会科学大学日語日文学部」となります。

また、韓国では、大学校の長を「総長」(총장)と呼び、日本の大学における学部長を「学長」(학장)と称します。記事中のジャン・ヨンス学長の韓国語表記での職名は「총장」(総長)です。

本記事では、大学名、学部名、職名を、日本の大学制度と日本語の表記に即して記載しています。他方で、日本、韓国、中国の漢字文化圏では、同じ単語でも意味が異なることが少なくないため、異なる国々の間で正しくコミュニケーションをするためには、お互いの制度の仕組みを理解することが重要です。(小室輝久)
 

釜慶大学本部釜慶大学本部

ジャン・ヨンス釜慶大学長(右)と小室副学長ジャン・ヨンス釜慶大学長(右)と小室副学長

釜慶大学のマスコット「パキョン」(白鯨)釜慶大学のマスコット「パキョン」(白鯨)

釜慶大学図書館の廊下に新設された学生交流スペース釜慶大学図書館の廊下に新設された学生交流スペース

釜慶大学図書館内の階段に新設された学生交流スペース釜慶大学図書館内の階段に新設された学生交流スペース