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短期留学科目等履修生

目的

 短期留学科目等履修生は、高等教育機関等に在籍する方に対して明治大学での学修機会を拡大する観点から設けられました。明治大学で開設されている授業科目のうち所定の科目を履修して、一定の単位を修得することができる制度です。正規の学生の学修に妨げのない限り、選考の上、1学期につき16単位を上限として履修を許可しています。明治大学の海外協定に在籍する方は、交換留学制をご利用ください。

募集要項

出願資格

次の両方の要件を満たす者
(1)外国において学士号又は学位の授与権を有する高等教育機関等に在籍中の者で、本大学の定める基準に合致する高等教育機関等に在籍中の者(詳細は国際教育事務室にお問い合わせください。)

(2)履修を希望する科目を設置している各学部の定める要件を満たす者(各学部の定める要件は、募集要項を必ず参照してください。)

出願期間

出願期間は入学希望学期により異なります。

入学希望学期 出願期間
2025年度春学期(4月開始) 2024年9月2日(月)~9月13日(金) 【Eメール送付】
2025年度秋学期(9月開始) 2025年2月3日(月)~2月14日(金) 【Eメール送付】
 

在学期間

2025年度短期留学科目等履修生の在学期間は以下の2通りです。

入学時期 在学期間 
    
2025年度春学期(4月開始) 
 
 ① 2025年度春学期(2025年4月~2025年9月)

2025年度秋学期(9月開始)
 
 ② 2025年度秋学期(2025年9月~2026年3月)
ただし、どちらの場合でも、所属学部の教授会が認めた場合は、原則一度のみ在学期間の延長が可能となっており,
半年間(1学期分)在学期間を延長することができます。その際は新たな手続きを必要とします。

選考及び合格発表


入学希望時期 選考方法 合格発表
 2025年度春学期(4月開始)   書類審査  2024年12月下旬までに各志願者に郵送で通知
2025年度秋学期(9月開始)  書類審査  2025年5月下旬までに各志願者に郵送で通知

入学手続

手続き日については募集要項をご確認ください。入学手続については、合格発表通知と併せて送付する入学手続きの手引に従って行ってください。

留意事項

(1)入学手続完了者には、科目等履修生証を交付します。(在学期間終了後、国際教育事務室に返却のこと。)
    紛失した場合は、再発行手数料(2,000円)が必要となります。
(2)履修した科目の試験に合格した者については、単位を与え、本人の請求により単位修得証明書を発行します。
(3)短期留学科目等履修生は、短期留学科目等履修生証の受領後に、本学の図書館及び自習室を利用することができます。
(4)短期留学科目等履修生は、短期留学科目等履修生証の受領後にメディア関連施設を利用することができます。
(5)短期留学科目等履修生には、通学証明書(通学定期用)及び学生割引証は発行されません。
(6)短期留学科目等履修生への伝達事項は、当該学部掲示板に掲示します。
(7)教育支援システム(Oh-o!Meijiシステム)を利用するには登録が必要です。登録については、当該学部事務室に問い合わせてください。「Oh-o!Meijiシステム」のURLは、https://oh-o2.meiji.ac.jp/ です。
(8)授業が未開講になった場合、受講許可を取り消す可能性がありますのでご了承ください。
(9)短期留学科目等履修生については、本要項の規定のほか、本大学学則に定める正規の学生についての規定を準用します。ただし、第45条の規定は、準用しません。
(10)本学では、短期留学科目等履修生であることを理由として、奨学金、住居及び保証人等の便宜は一切図りません。また、学内診療所等の学生生活支援サービスも受けられません。
※出願及び入学手続にあたって提出していただいた個人情報は,選考試験,合格発表,入学手続及びこれらに付随する事項のみに利用します。


留学体験記

ブラジニコヴァ ダリアさん(ロシア:留学期間:2016年9月~2017年3月)

 私は2016年度秋学期に、短期留学科目等履修生として明治大学で留学していました。留学期間は秋学期だけと短かったものの、とても重要な経験が出来たと思います。在籍している大学においては交換留学制度がなく語学研修なども導入されていないので、完全に自分の力で留学に行くしかありません。さらに20177月には,本国での卒業を控えており、通年の留学は不可能でした。そこで、短期留学科目等履修生制度に出会い、この制度の存在をありがたく思いました。
 交換留学また国費留学と比べれば、外国人留学生としての責任度が高いし、一緒に来ている仲間もいないけれども、その一方自分で関心を持った講義を選んで時間割を作成し、暇な時間もまた自由に過ごせるため毎日自分のペースで学習と遊びの時間を適当な割合で取りながら、正規の学生ではないながらも留学生活を味わうことが出来ます。今後はこの留学で得た知識を生かしながらより深く学習をして、日本の大学院への進学を目指そうと思っています。