Go Forward

黒耀石研究センター

【活動記録】第1回黒耀石研究センター公開講座を開催しました

2010年12月21日
明治大学

黒耀石研究センターの活動の一環として,リバティアカデミー講座を利用して市民向けの講座を開講しました。次年度以降も継続しますので,多くの方の参加をお待ちしています。2011年度の第2回公開講座はアカデミー後期に開講する予定です。詳しくは,2011年度リバティアカデミー後期パンフレットをご覧ください。なお,第1回の講座は下記の内容で開催しました。

第1回明治大学黒耀石研究センター公開講座
「黒曜石をめぐるヒトと資源利用」

コーディネータ:小野 昭/研究・知財戦略機構特任教授 黒耀石研究センター長

【講義概要】
長野県長和町に設置されている明治大学黒耀石研究センターは,2010年度より研究・地財戦略機構の付属研究施設となりました。黒曜石は,石器時代の石器原料として,今から約3万年前から利用されています。黒耀石研究センターは,黒曜石をはじめとする様々な生活資源と人類の諸関係を古環境の移り変わりとともに解明する研究を行っています。本講座では,研究プロジェクトの多岐にわたる成果を分りやすく紹介していきます。2010年度の第1回公開講座として「黒曜石をめぐるヒトと資源利用」を開講します。

【日程・講義】
10月25日 「先史時代の岩石資源環境:日本列島とヨーロッパ」小野 昭(明治大学研究知財戦略機構特任教授,黒耀石研究センター長)
11月8日 「日本列島最古のムラ跡と黒曜石資源の探索」島田和高(明治大学博物館学芸員,黒耀石研究センター員)
11月15日 「細石刃狩猟民と1万8千年前の黒曜石資源利用」堤 隆(浅間縄文ミュージアム学芸員,黒耀石研究センター員)
11月22日 「黒曜石地下採掘活動の起源と縄文文化の形成過程」及川穣(東京国立博物館アソシエイト・フェロー,黒耀石研究センター員)
11月29日「黒曜石供給遺跡群の縄文文化と遺跡に魅せられた先学-八ヶ岳西南麓を中心に-」会田 進(研究知財戦略機構客員教授,黒耀石研究副センター長)