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黒耀石研究センター

ブックレット『黒曜石をめぐるヒトと資源利用』が発刊されました

2012年04月05日
明治大学 黒耀石研究センター

第1回明治大学黒耀石研究センター公開講座『黒曜石をめぐるヒトと資源利用』(発行:明治大学リバティアカデミー、Liberty Academy Booklet No.17)が発刊されました。

長野県長和町に設置されている明治大学黒耀石研究センターは、2010年度から研究・知財戦略機構の付属研究施設となりました。黒曜石は、石器時代の石器原料として、今から約3万8千年前から利用されています。黒耀石研究センターは、黒曜石をはじめとする様々な生活資源と人類の諸関係を古環境の移り変わりとともに解明する研究を行っています。本講座では、多岐にわたる研究プロジェクトの成果をわかりやすく紹介していきます。第1回公開講座として「黒耀石をめぐるヒトと資源利用」を開講します(講座趣旨より)

このブックレットは、旧石器時代から縄文時代初頭における、『黒曜石をめぐるヒトと資源利用』の関係をとりあげております。各講座は次のとおりです。

1.小野 昭(明治大学黒耀石研究センター長) 
  先史時代の岩石資源利用—日本列島とヨーロッパ—

2. 島田和高(明治大学黒耀石研究センター員)
  日本列島最古のムラ跡と黒曜石資源の探索

3. 堤 隆(明治大学黒耀石研究センター員)
  細石刃狩猟民と1万8千年前の黒曜石資源利用

4. 及川 穣(明治大学黒耀石研究センター員)
  黒曜石地下採掘活動の起源と縄文文化の形成過程

5. 会田 進(明治大学黒耀石研究センター副センター長)
  縄文の大地からのメッセージ—黒曜石供給遺跡群の縄文文化と遺跡に魅せられた先学—

ブックレットは、定価740円(税別)で販売されております。詳しくは、明治大学リバティアカデミーにお問い合わせください。