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学長室

「副専攻プログラム」と「サバティカル研究制度」

2025年07月24日
明治大学


学長 上野 正雄
 
 皆さま、こんにちは。日頃より本学の教育、研究活動を力強く支えてくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
 このたび、7月2日の学部長会において、教育と研究、それぞれに関わる重要な新制度が承認されました。
 一つは、「副専攻プログラム」です。現代社会が求める複眼的な思考、多様な視点を学生が身に付けるきっかけを提供することを目的としたもので、所属学部の学問分野に加え、異なる分野を学ぶことで、柔軟な発想と課題解決力を養うことをめざしています。学部の独立性を確保しつつ、学部間の垣根を低くして、10学部を擁する明治大学で学ぶことのメリットを学生に実感してもらい、成長を後押しする制度です。
 もう一つは、「サバティカル研究制度」です。従来の在外研究員制度と特別研究者制度を統合し、より使いやすく柔軟性を高めた制度であり、教員が国内外で研究に専念する機会を増やすことで、本学の教育・研究の質をさらに高めることを狙いとしています。
 18歳人口の急減という時代を迎え、教育と研究の質を更に向上させるため、明治大学は一体となって挑戦を続けて行きたいと考えています。今後とも皆さまの温かなご理解と力強いご支援をお願い申し上げます。