Go Forward

2022年度の参加者からのメッセージ

K・Sさんの声(女子,参加当時1年生)

ハワイ研修で学んだことの将来への活かし方

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
まず、今回の研修で留学の魅力をより感じることができました。一番良かったと思ったことはハワイ大学の大学院生たちとお話しをしたことです。将来、大学院に進学することを考えているため、勉強の仕方やどのように目標設定するかなどについてお話を聞くことができて本当に役に立ちました。そして、他大学の人とも仲良くなり、忘れられない良い思い出を作りました。2週間の研修が短く感じられるかもしれませんが、様々なことが起きて日本だけで勉強していたら経験できない貴重なことを学びました。そして、ハワイは特に多様な人種が集まっているコミュニティーであるため、大学院に通っている人々の目的・人生目標も本当に各々違うため、聞くだけで良い刺激を受けました。この点が研修に参加して良かったと思いました。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
今回の研修で社会性を育むことができました。人との付き合いが個人的に苦手な部分であるため、行く前まで一番心配したことが人との繋がりでした。2週間他人との生活は自信がなかったです。それで結構ストレスを受けました。しかし、お互いに配慮しながら色々な話ができ、共通していることを熱く話したり、大学の生活について相談をしながら本当に仲良くなりました。親友を作ったと思っています。この経験を通じて人間関係を形成することにこれから力を入れたいと思いました。大学の友達、先輩と仲良くなることはこれからの大学生活で非常に役に立ちますので、この大切な縁を繋いでいきたいです。第二に、教授とのコミュニケーションの重要性を実感しました。授業の雰囲気が一方的に授業を進めるのではなく学生とのコミュケーションを重視する進め方だったので、授業への姿勢が良い方に変わったと思います。以上の二つの点が成長したと思います。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
2年になって国際関係コース専攻が決まり、英語で行われる授業を受けることが多くなりました。春休みにハワイ大学で英語で授業を受けた経験が本当に役に立ちました。2週間であったため、役に立てることができるかなと漠然と考えましたが、Introduction to Modern Lawの時に非常に役に立っています。ハワイ大学で学んだ法律英語単語やLegal systemの説明をうまく聞き取れるようになりました。そして、毎回のリアクションペーパも滞りなく書いているため、学習面で助かっていることを実感していきます。そして、秋学期から交換留学が決まり、他の国で勉強することについて様々な不安を持っていますが、ハワイ研修を通じて先に経験することができて事前学習をし、少し留学を味わうことができました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
フィールドトリップで刑務所を訪問したことが一番記憶に残っています。母国の刑務所も訪問した経験もなかったし、アメリカの刑務所が非常に厳しいことで有名であるため、期待していました。期待した通り、刑務所のシステムは徹底的に管理されていましたが、囚人の状態は非常に不安定に見えました。これを通じてアメリカの麻薬問題が実に危険であることを実感しました。そして、コロナ禍後に麻薬に関わった問題で収監部屋が足りないということを聞いて驚きました。実際に囚人が過ごしているところに入って近い距離で向き合い、説明を聞いたので、今もその当時の雰囲気と緊張感を思い浮かべることができます。最後に、ハワイの刑務所では収監を終えた囚人の何人かを選んで働かせてくれるという点が社会に復帰させる好循環を見せてくれて勉強になりました。これらの理由で、フィールドトリップで刑務所を訪問したことが一番印象に残っています。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
ハワイ大学研修に参加することが心配になり、不安を感じるかも知れません。しかし、今回のハワイ研修で私個人的には人として成長できる貴重な経験をしました。もし参加することを迷っているなら次のことを考えて欲しいです。明治大学は「個」を強め、世界に広がる、世界で活躍できる人材を育てる場です。そのため、大学に入って大学でのプログラムに積極的に参加し、考えを広げるのが重要だと思います。そして、これは明治大学が求めている方向性に適したプログラムだと思います。最後に、まだ大学は自分の道を探していく教育の場であると思いますので、できるだけ色々な経験を積むことがこれからの力になると思います。なかなか経験できないことであるため、是非興味を持って検討してください。

O・Kさんの声(女子,参加当時2年生)

ハワイ研修での貴重な経験


Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
研修に参加して良かったと思うことは3つあります。まず、アメリカのロースクールの授業を実際に体験できたことです。この研修では、ハワイ大学のキャンパスに通い、ロースクールの教授の授業を受けることができます。授業は英語で行われるため難しかったですが、先生方の通訳・サポートがあったため、難しい内容でも理解することができました。授業を受け、もっとアメリカ法について勉強したいと思いました。二つ目は、研修でしか行けない場所に行けたことです。フィールドトリップでは、州裁判所・連邦裁判所・弁護士事務所・刑務所など、様々な場所に行きました。観光でハワイを訪れただけでは行くことのできない場所ばかりで、本当に貴重な経験ができたと思います。三つ目は、たくさんの出会いがあったことです。この研修には、明治大学の学生だけでなく、早稲田大学・青山学院大学・愛知大学・琉球大学の学生も参加しています。そのため、他大学の人との交流の機会も多く、研修を通して交友関係が広がったと感じています。この研修に参加しなければ出会うことのなかった人たちだと思うと、非常に感慨深いです。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
研修に参加し、以前よりも積極的に英語でコミュニケーションをとれるようになったと感じています。研修に参加する前は、人前で英語を話すことに苦手意識があり、あまり積極的にコミュニケーションを図ることができませんでした。しかし、研修中、たくさんの人と関わる中で、コミュニケーションをとることの楽しさを知り、最終的にはためらうことなく英語で会話することができるようになっていました。また、研修に参加したことにより、視野が広がったと思います。以前は自分の興味のある分野についてしか追求しようとしていませんでしたが、様々な分野について理解したいと考えるようになりました。たくさんの人と話したことで、まだまだ勉強不足であると身に染みて痛感したからです。今後は、視野を広げて、幅広い分野についての知識・理解を深めたいと思います。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
研修に参加したことで、主に2つの気づきがありました。一つは、多様な価値観を理解することの大切さです。授業やたくさんの人との関わりを通して、多様な価値観があることを実感したからです。そのため、今後はより一層、人との出会い・コミュニケーションを大切にし、教養を深め、様々な視点から物事を捉えられるよう努めていきたいです。また、何歳になっても挑戦する精神を忘れずにいたいと考えるようになりました。研修中、現地のロースクール生とお話しする機会があり、ロースクールの学生の約半数が、大学を卒業して一度他の仕事等を経験したことのある人だと知りました。中には60歳でロースクールに入学する人もいるということを知り、いくつになっても自分のやりたいことを追求することは素晴らしいと思いました。このような気づきから、今後は今までよりも人との出会い・関わりを大切にしつつ、何事にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
一番印象に残っているのは、フィールドトリップです。フィールドトリップでは、州裁判所・連邦裁判所、法律事務所、議会、刑務所に行きました。裁判官や弁護士、議員、刑務官の方々から貴重なお話を伺い、法律が実務の現場でどのように運用されているのかを知ることができました。特に法廷が印象的でした。州巡回裁判所、連邦地方裁判所、州最高裁判所に行きましたが、それぞれの裁判所で法廷の雰囲気が違ったからです。また、刑務所では、見る光景、聞こえる音、感じる空気感すべてに衝撃を受けました。研修でしか行けない場所に行くことができ、研修だからこそ聞けたお話があったと思います。そのため、非常に良い経験ができたと思います。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
ハワイという素敵な場所に観光ではなく留学で行くことができて本当に良かったと思います。参加する前は、英語での授業についていけるか非常に不安でしたが、先生方のサポートがあったので、授業についていくことができました。そして何より、本当に楽しく充実した2週間でした。だから、英語ができないからという理由で参加をあきらめるのはもったいないです。少しでも興味があるのであれば、ぜひ参加してみてください!

 

M・Mさんの声(女子,参加当時1年生)

大学生活の中で記憶に残る2週間

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
研修に参加して良かったことは、いろいろな人と交流できたこと、英語で授業を受けられたこと、ハワイで2週間生活ができたこと、アメリカの法律について学べたこと、現地でのフィールドワークで刑務所や最高裁判所など一人ではいけないところに多く行き、そこでさまざまな人のお話が聞けたことなど、たくさんあります。明大生でも学年を超えて先輩へのつながりができ、同級生も今までは知らなかった法学部生と知り合えて、帰ってからも仲良くしていただいています。他大に関しても、2週間同じプログラムを受けるので段々仲良くなり、一部の人とは帰ってからも時々集まったり連絡を取り合ったりしています。この研修は「留学」という面では現地の授業を受けられるという点が一番大きな経験だと思います。日本と外国(ハワイ)では教え方が違います。先生との距離感も異なり、授業中に求められる態度も違います。さらに何より英語での授業なので、集中力が日本で授業を受けるよりも必要です。2週間、大変なこともありましたが、とても色々な力がついたと思います。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
まずは、上でも述べましたが、授業の受け方が変わったと思います。ハワイでの授業は、学生の意見が求められることや、他の学生との意見交換の時間が多くありました。日本では先生の話を「理解する」と言う形だったのが、現地では先生の話を聞いて理解した上で、「それぞれがどう考えるか」を求められている感じがしました。先生たちも、ただ自分の持っている知識を伝えるだけではなくて、それを踏まえて私たちがどう考えるのか、私たちにとってわかりづらく難しい点はどこなのかと言うことを理解したがっているような気がしました。成長した点は、授業を受けて自分がわからない点を生み出す力だと思います。授業だけではなく、現地では最高裁判所に行って判事の方に話を聞いたり、刑務所に行ってそこで働いている職員の方に話を聞いたりする場面も多くありました。その時も、質疑応答の時間が割と長く取られており、質問をすると「いい質問だね」「なるほど」といったポジティブな反応が返ってきて、質問が求められているようで、質問を考える力がつきました。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
私は特にやりたいことが決まっていなくて、今後の進路についても未定なのですが、今回の研修を通して自分の進路を考えるきっかけになりました。普段とは異なる授業を受けたというのもその理由の一つではありますが、先輩方のお話を聞けたことも大きかったです。卒業をして就職する人、大学院に進む人、やりたいことが決まっていてその夢に向かって勉強している人などさまざまな人がいて、その方々の話を聞いて自分も真剣にやりたいことを見つけようという気持ちになりました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
授業の中では、「negotiation」の授業が印象的でした。二人が一組になり、それぞれ別の要求が書かれた紙をもらい、実際に交渉しあって指定された時間内で解決策を見つけるというものです。交渉は日本語で行ったのですが、どの情報を公開してどの情報は隠すのか、どのタイミングでどの情報を出すのかなど、やったことのない経験で面白かったです。その後も学生の中でよく話題になって「交渉だから」という言葉が飛び交っていました(笑) 研修全体で言うと、現地での生活がとても楽しかったです。ショッピングセンターに買い物に行ったり、2週間の間で行きつけになったカフェやハンバーガー屋さんに行ったり、BBQをしたり、夜は他大学の人とご飯を食べたり、土日には明大生でジップラインという体験をしに行ったり、毎日本当に充実して楽しい日々でした。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
迷ったら応募することをおすすめします!!!行く前は現地では全て英語で大丈夫かな?と思っていましたが、ハワイなのでお店では日本語も多少通じたり、授業では日本人の先生たちが日本語で要約をしてくれたりするので、できなくても問題ないです。英語ができる人も、現地の先生に英語で質問したり話したりなどして、自分次第で英語力の向上も見込めると思います。他学年の先輩や他大学の法学部生と関わる機会、ハワイの裁判所や刑務所に行く機会はなかなかあるものではないので、チャンスがあれば参加して損はないと思います。とても楽しく、大学生活の中でも記憶に残る2週間になると思います!

M・Tさんの声(男子,参加当時1年生)

ハワイ研修を振り返って

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
今回私がプログラムに参加してよかったと思うことは、自分のこれまでの人生の見てきた世界は、とても狭くちっぽけなことであったのだと思えたことです。私自身今回のハワイ研修が初めて海外に渡航する機会でした。そのうえ母、父などの保護者がいない状況で飛び立つことは私にとっては、人生で一番の困難であり、また大きな希望をもって挑むことができた経験でした。渡航後ハワイでは毎日学校、放課後に異国文化に触れあうことで今まで19年間で見てきた身の回りの景色、日本文化の中で成り立つ世界は狭かったのだと感じました。今回参加してもちろん、アメリカ合衆国と日本の違いを比べ、違いに気づくことができたこともとてもよかったことですが、それだけでなく、わたくし的には日本と日本以外の国、つまり私がこれまでに知っていた世界と私が知らない世界の比較によって新たな世界を知れたことがよかったと思えたことです。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
私が今回の研修を通してついた力は「積極的に話しかけるコミュニケーション能力」と「他人と集団行動で生活していける協調性」の二つです。まず一つ目の「積極的に話しかけるコミュニケーション能力」についてですが、私自身以前から他人に話しかけるコミュニケーション能力には多少の自信がありました。しかし、英語力に自信をあまり持てずに外国人の方に話しかけることに対して億劫になっていることが多くありました。しかし今回の研修の中で自分から外国人に話しかけることが多く、その中で外国人に対しても話しかけることに抵抗がなくなりました。二つ目の「他人と集団行動で生活していける協調性」について、今回私は、当時1年生として最年少として参加しました。そのなかでも明治大学以外の生徒と交流をするときに自分の立ち位置を理解して集団を円滑に進ませる協調性を身につけることができました。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
今回私が研修に参加して、今後の学習面で参考にしていきたいことは英語力に更に磨きをかけていきたいと改めて考えるきっかけになりました。私自身、留学前の一ヶ月は自宅で英語のリスニングやスピーキングの練習を重ね、出発前までにはある程度自分の中で納得のいくまで努力をしていたつもりでした。実際、アメリカでも現地の人々とスムーズに話すことができました。しかし、専門的な話や細かい話になると聞き取れない単語が出てきてしまい困惑してしまったので、ここからもっと語彙力をブラッシュアップしていきたいと思うようになりました。また、今回初めて海外に行ったことで外国に興味がわきました。これまでは海外に関する就職には全く興味がなかったが、この機会で興味をもちたいと考えました。具体的となると、外国の要人とともに仕事をする外務省職員などに興味深くなったと感じました。そのようになれるようにここから研鑽を積んでいきたいと思います。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
今回の研修での印象深い思い出は「大学で授業を受けるなかで聞いた前アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏の話」と「放課後や休日に行ったショッピング」です。最初の「大学で授業を受けるなかで聞いた前アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏の話」というのは、とても興味深かったです。前アメリカ合衆国大統領のトランプ氏は前回の大統領選挙は不正が行われていたと主張していました。もし、本人が主張している通り不正が行われているとすれば現在のアメリカ大統領はトランプ氏となります。アメリカ合衆国憲法で2期以上大統領はできないため、次回の大統領選挙には出馬できません。しかし、氏は出馬の意思を示しています。ここに矛盾が生じていることが興味深かったです。「放課後や休日に行ったショッピング」では日本では買えないものや日本で買うよりも安い値段で買うことができる楽しみが思い出になりました。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
やはり後輩に伝えたいことは「英語力」と「積極的に外に出る力」の二つです。一つ目の「英語力」というのは言わずもがなだと思います。英語圏以外の国だとしても圧倒的な英語力とそれに基づく自己肯定感や自分の言語力に対して自信があれば臆することなく、多少のミスがあったとしても気にすることなくコミュニケーションをとり、自分にとってプラスな経験が多くできると考えます。それよりも私は「積極的に外に出る力」の方が海外に行くときに身につけていくように心がけていくことだと感じます。理由として、私自身先天的か後天的かわかりませんが積極的に外に出る力に長けていると自負しています。宿舎に戻っても一人で異国の文化に触れあうこと、店でも少しの疑問でも英語のブラッシュアップのためと考えて積極的に話しかけることができました。そのことで今回の研修を満足のいく形で終えることができました。よって未来の参加者にはこの二つは留学に参加しようと思った時から身につけてほしいと思います。

T・Mさんの声(女子,参加当時1年生)

やりたいことを見つける

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
まずは大切な仲間ができたことです。二週間一緒に生活しましたが、本当に毎日を楽しく過ごすことができました。授業がある日の朝はお互いに起こしあったり、授業で分からないことがあったら友達に聞いて確認したりと、お互いに助け合いながら過ごしたので、一緒に行ったメンバーの一人ひとりと、とても仲良くなれました。そして、二つ目は英語で法律を学ぶという新しい経験ができたことです。日本では英語で法律を学ぶ機会がなかったので、ハワイで授業を受けた当初は慣れず分からないこともありましたが、日にちを重ねるうちにそのような環境にも慣れ、英語で授業を受けることが楽しくなりました。またよく理解できなかったときは、日本の大学の先生方が通訳で分かりやすく説明してくださったので、その都度しっかり理解することができました。また現地の先生方も質問をした際、丁寧にゆっくり教えてくださるので、色んな質問をすることができました。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
自分が伝えたいことを自分自身で伝える姿勢だと思います。現地の方と交流するときは英語で会話をしなければならないので、私の発音で伝わるか、自分が話したいことをスムーズに英語に置き換えて話せるかなどという不安があり、なかなか自ら英語を話すことができませんでした。またお店でご飯を注文するときに友達にお願いしたりなど、直接コミュニケーションを取れないことへのもどかしさを感じたりもしました。そこで、この現状を変えなくてはと思い、ボディランゲージで表現したり、自分が知っている簡単な英語を並べて話すことで、直接相手に伝えたりしました。その時、自分で伝えることで相手も心を開いてくれるし、相手のことを知ることができるように思いました。加えて、英語を話す不安も徐々に解消できました。そのため、どのようなことも恐れずに挑戦するという点でも成長したと思います。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
まず一つ目は、日常的に英語に取り組む点だと思います。大学受験後、英語の勉強をおろそかにしており、英語に対するモチベーションも下がっていましたが、実際に英語で生活し、英語で授業を受けたりしているうちに自分の英語力の足りなさを実感しました。そのため、この研修を通して、今まで勉強していた読解だけではなく、リスニングやスピーキングの学習にも力を入れ、英語力を高めようと思いました。帰国後は毎日英語の勉強をするように心がけています。また授業のなかで、私は特にAIと法に関する授業と交渉に関する授業が興味深かったです。もともと法律と情報の関連性は気になっていたのですが、実際にAIを導入した裁判の話などを聞いてより深く学びたいと思いました。また、交渉の授業では実際に研修参加者同士で交渉のロールプレイングをしたのですが、それがとても楽しく、将来は営業や契約交渉などの職業にも携わってみたいと思いました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
休日に明治大学のメンバー全員で観光地を巡ったことです。タクシーを予約して少し離れたところにジップラインをしにいったり、引率してくださった堀田先生おすすめのコーヒーやパンケーキ、ポケ、ハンバーガーなどを食べたり、目の前でフラダンスを見たり、水田先生やメンバーとレストランで食事をしてから、海に花火を見に行ったりしました。また、ホノルルで開催されているファーマーズマーケットに行った際には、多くの屋台が並んでおり、圧倒されました。そこで飲んだパイナップルとサトウキビのジュースもおいしかったです。さらに、その屋台の中にジャグアタトゥーという期間限定のタトゥーを体験することができる屋台もあったので、みんなで好きなデザインを選び、ペイントしてもらいました。そして、他大学の学生とも一緒に授業を受けるだけでなく、休日にダイヤモンドヘッドに行ったり、夜集まってお話ししたりするなどの交流があり、楽しかったです。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
迷っているなら参加するべきだと思います。私も参加を躊躇していましたが、参加して本当にたくさんの楽しい思い出ができましたし、貴重な経験にもなりました。英語に対するモチベーションアップにつながり、実際に帰国後、長期留学に興味を持ち始めました。また大切な仲間を作ることもできました。メンバーたちと今でも連絡を取っており、たまにご飯を食べに行くこともあります。そして、ハワイはとても過ごしやすい気候で、どこに観光に行っても楽しい国です。そのような恵まれた国で、英語で法律を学ぶことができるのは、このハワイ研修のみだと思います!ハワイの州知事とお会いしたり、刑務所の見学もできたりします。ハワイ研修は、日本では簡単に体験できないことを体験できるので、みなさんの楽しい大切な思い出にもなると思います。ぜひ参加してみてください!

H・Rさんの声(女子,参加当時3年生)

後悔なし!

Q1. 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?
良かったと思うことは沢山ありますが、主に二つあります。一つは英語学習に取り組むにもモチベーションが高まったという点です。研修中に他の生徒が質問している姿や英語を話している姿を見て、自分もこうしたかったと力不足を感じる場面が多くありました。また、他にもハワイ大学に留学している日本人の方やハワイで弁護士として働く日本人の方に会う機会もありました。これらを通して英語を話せるってやっぱりかっこいいと改めて思い、自分も少しでも近づきたいと思いました。そのため帰国後も英語に対してのモチベーションが高まり、スピーキングとは異なりますが現在はTOEICの勉強に取り組んでいます。二つめは、沢山の繋がりが出来たことです。まずは一緒に参加した明治大学のメンバーと帰国後も仲良く出来るほどの繋がりが出来たことが良かったです。私はコロナ渦での入学だったこともありコミュニティが少なかったのですが、研修には1年生から4年生まで参加していたこともあり、今までに無いコミュニティを構築することが出来ました。他大学の方とも毎日の夜ご飯やBBQなどの参加を通して仲良くなることが出来ました。これらの点においても研修に参加して良かったと思います。

Q2.研修に参加したことで、どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?
トライ精神が身につきました。私は何かを決断したり行動したりすることについて、消極的な性格のため考えてから行動というのが身にしみついていました。しかしハワイでの研修を通して、そのままでいい場面とその性格だと損する場面があるということを改めて気づき、改善に努めました。英語が話せないから質問したいことがあるけどやめとこうと思わずに、一度たどたどしい英語でもいいのでトライして質問することで、最初から通訳の先生を通して質問するよりも「質問したい、あなたの授業に関心があります」という姿勢を見せることが出来たのではないかと思います。実際に交渉の授業で質問をした際に、自分の英語は稚拙過ぎて言いたいことは伝えられませんでしたが、現地の教授の方からも質問をしてくれて嬉しいとのお話を頂きました。この研修のように学校が企画している研修だからこその恐れずにトライ出来る環境が整えられています。私のように消極的な性格でもトライしてみることで一度チャレンジしてみようという思考が身につきました。

Q3.研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?
日本と全く異なる環境下で過ごしたことでキャリアの考え方が変わりました。実際に現在は民間企業への就職活動をしていますが、それだけではないのだなと思いました。ハワイの法科大学院では一度社会人の経験をしてからまた法科大学院で学んでいる方を多く拝見しました。その中で、私はもう今年で学生生活が終わると思っていましたが、学ぶ意欲さえあればいつでも学べるということに気付かされました。そのため、就職したあとも自分が改めて何かを勉強したいと思う日が来たら、その時は恐れずに長期的にキャリアを考え決断をしたいと思いました。

Q4. 研修中の一番の思い出は何ですか?
明治大学のメンバーで過ごした土日です。ダイヤモンドヘッドにみんなで登ったり、ジップラインツアーやホノルルフェスティバルへ行ったりなど、授業がある日には中々出来ないアクティビティをしました。ダイヤモンドヘッドはあまりの暑さに途中で下山したくなりましたが、話しながら登っていたためなんとか登頂することができ、ワイキキを一望出来る絶景を見ることが出来ました。ジップラインでもみんなで楽しく参加することができ、今でもその時の動画を見て、とても楽しかった思い出に浸っています。またホノルルフェスティバルではみんなでヘナタトゥーを入れたりするなどして楽しみました。毎日のバスでの通学や一緒に食べたご飯も今振り返るととても良い思い出だらけではありますが、このアクティビティにみんなで参加出来たことはとても貴重な思い出となりました。

Q5. 未来の参加者へのメッセージ
もし参加するにあたり懸念点が、英語力や日本から離れる不安といった自分次第の考えや悩みなのであれば、是非迷わずに参加して欲しいです。授業についていくのは精一杯ですが、この研修に慣れている教授だとゆっくり英語を話してくれます。また授業中の通訳や、授業後に質問したいが英語力がなくできない場合にも、日本からの先生たちがサポートをしてくださるので安心です。また授業以外の英語を使う場面でも、観光客慣れしたハワイの人たちは、たどたどしい英語でも聞き取ろうとしてくださるため、英語力に不安がある人でも2週間の留学生活を不自由なく過ごすことができると思います。
私は参加を通して英語初心者にこそおすすめの留学プランだなと思いました。もし悩んでいるのであれば是非この貴重なチャンスを逃さず参加していただきたいです。私自身も実際かなり参加まで迷っていましたが、参加したことによる後悔は一つもなく、むしろ良い思い出や経験しか有りませんでした。ハワイでの14日間で誰よりも充実した春を過ごすことができると思います。