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大学における学びに関するアンケート(2017年度実施)

 本学の教育課程や教育内容、さらには授業方法の適切性を、学生の学習実態から検証し、各学部等における今後のカリキュラムの改訂や、組織的な授業改善活動(FDなど)に活用するために、学生へのアンケートを実施しました。
 今回のアンケートの内容は、前回(2015年度)の検討結果を踏まえながら、学位授与方針(DP)に掲げた学習成果の到達度を問うことを主眼として、DPの実現に資する教育課程や授業方法(CP)が実践されているのか、DPとCPの一貫性を確認できるものとしました。
 アンケートの実施期間は2017年11月~2018年1月、2018年3月に行い、実施方法は、本学Oh-o!Meijiシステムのアンケート機能を用いました。結果として、在学学生30,724名のうち、2,139名(全体の6.96%)から回答を得ました。
 このたび、実施結果を基に、主要な設問の集計結果を以下のとおり公表します。
 なお、学生の皆さんからいただいた意見については、担当する各部署で改善に役立ててまいります。
明治大学自己点検・評価全学委員会

(1)明治大学の建学の精神「権利自由・独立自治」についての認知度

    建学の精神「権利自由・独立自治」の認知度について、全体として「知っている(30.5%)」「少し知っている(19.9%)と肯定的意見は50.4%であった。学年別に見ると、「知っている」「少し知っている」の肯定的意見が1番高いのは3年生で52.9%、1番低いのは1年生で46.4%となった。

(2)所属学部の授業科目の体系(カリキュラム)の適切度

 所属学部の授業科目の体系(カリキュラム)の適切度について、全体として「適切である(24.7%)」「どちらかといえば適切である(43.7%)」と肯定的意見が68.4%であった。学年別に見ると、「適切である」の回答が1番高いのは4年生、1番低いのは2年生となった。

(3)「大学で学びたい」と思ったことに対する達成度

 「大学で学びたい」と思ったことに対する達成度について、全体では「十分学べている(17.6%)」「ある程度学べている(62.3%)」という肯定的意見は79.9%となっている。学年別に見ると、「十分学べている」の回答は、1年生12.4%、2年生15.7%、3年生16.9%、4年生26.7%と学年が上がるにつれて高くなっている。