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明治大学広報
第592号(2008年2月1日発行)
3.現代メディア講座
時事通信社寄附講座
「時代をつかむ─時事通信記者が語る報道」
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コーディネーター:竹下俊郎(政経)
取材日:12月11日(火)4限
テーマ:急成長する国際商品市場─不振の日本
ゲスト講師:倉沢章夫(時事通信社編集局総務・解説委員)


 時事通信社の寄附講座として昨年度から始まった本講座。2年目となる今年度の各回のテーマは「政治取材の現場」「爆発するソーシャルメディア」「お役所言葉を翻訳する」「事件取材と戦争取材」など。

 取材当日は「急成長する国際商品市場−不振の日本」のテーマで、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の発展と石油の高騰、食糧とエネルギーの争奪、先物市場とファンドなどについての講義。普段新聞やニュースで報じられている世界経済の背景についての詳細な分析は学生の興味を引き、皆真剣な面持ちで講義に聞き入り、ノートをとっていた。授業終了後は、学生が倉沢氏のもとへ駆け寄り、盛んに質問を投げかけたり、より分かりやすい授業のための改善点について、学生自らの視点で感じたことを伝えている姿も見られた。

 講義の感想について聞くと「つい先日までゼミで食料争奪を取り上げていたので、興味深かった」(政経3・男子)「バイオエタノールなどの話題はテレビで見て知っていたが、ガソリンの代替としての活用でとうもろこしの価格が上がり、さらに投資ファンドが…といった一連の関連が分かった」(商3・男子)など声が聞かれた。

 講義は時事通信社の記者らが担当。「自分の学部外の分野についても興味が広がった」(情コミ3・女子)「普段は取材の結果としてのニュースしか知り得ないが、取材の過程が分かった」(商3・男子)「講師の方が仕事の時間を割いて来てくれる。本当にありがたい」(情コミ3・女子)とこの講座ならではの恩恵についても話していた。

 今年度は時事通信社のほかに、共同通信社、朝日新聞社の寄附講座も現代メディア講座として開講された。竹下教授は「現場の第一線で活躍する人の話を聞くことができる。せっかくの機会なのだから、講師にどんどん質問して自己主張し、人脈も作る。明治の『押しの強さ』を発揮してほしい」と学生にエールを送っていた。


1.地球市民講座
「現代フランス研究−変貌するフランスの若者」

2.技術戦略とビジネス講座
「青年社長養成講座2」

4.キャリアデザイン講座
「図書館活用法」

5.歴史・哲学講座
「日本近代史と明治大学2」

インタビュー
「さまざまな波及効果に期待」 二部教務部長 吉田 悦志


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ゲスト講師・倉沢氏の講義
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