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学長スタッフ研修 教学の諸課題に加え危機管理・災害対策・復興支援も

新たな学部、総合数理学部(仮称)の説明をする針谷副学長

春季の学長スタッフ研修が4月18日、19日、21日の3日間、駿河台キャンパスで開催された。

研修は、教学運営の方針策定を目的に年2回開催しているもので、納谷廣美学長、土屋恵一郎教務担当理事、米山勝美学務担当理事、市川好和施設計画担当理事をはじめ、副学長、学長室専門員などのスタッフが参加した。

研修の冒頭、納谷学長は「高等教育機関全体として本学が役割を果たし、調和がとれた教育を行うことには、何がベストか個々の課題を政策的に議論願いたい」とあいさつした。

今回の研修は、2012年度の学長方針の策定、新学部の設置推進、将来構想などに加え、東日本大震災を受けて教育機関としての危機管理、災害対策、復興支援の検討にも多くの時間が割かれた。また、高大連携、中野キャンパスの組織体制のあり方、学生の海外送り出しプログラムの拡充と体制強化、社会連携の今後の戦略について、具体的な方策が集中的に議論された。最終日は、学長任期最終年度として、これまでの実績と、これからの課題について総括され研修が締めくくられた。

本学は2年連続で入学志願者数日本一になるなど、諸改革が成果をあげているが、グローバル・スタンダードを備えた特色ある教育と研究の環境強化・育成が急務であり、今後も全教職員の英知を結集し、一丸となって政策を推進していくことが重要である。

(教学企画事務室)