永年にわたり明治大学の教育学術の発展に尽力され、学内外で顕著な功績を挙げられた4氏に、名誉教授の称号を5月1日付けで授与した。
称号記授与式は5月11日、駿河台キャンパス・リバティタワー23階の岸本辰雄記念ホールで行われ、大学役員・役職者が列席するなか、納谷廣美学長から名誉教授一人ひとりに称号記が手渡された。
あいさつに立った納谷学長は、各氏のこれまでの功績と明治大学発展への尽力に敬意を表し、4氏の経歴に触れながら「皆さん明治に新しい風をもたらし、社会との連携を率先してくれた」と感謝した。そして明治大学名誉教授としての新たな一歩を踏み出す4氏に向け、「今後も健康で『明治』の名のもと、社会でのますます活躍を」と期待を込めた。
引き続きサロン紫紺に会場を移して行われた祝賀会では、長堀守弘理事長が祝辞を述べ、「研究というものは、日々新しいプロット(=筋書き)の積み重ね。『日々の1時間』とどう向き合い、年月を過ごしたのかが肝心なのだと思う。今後も有意義な人生(研究)を続けてほしい」とエールを送った。
称号を授与された4氏はそれぞれ喜びや明治大学での思い出とともに、「植物工場のLED照明活用研究が現在も続いている。漆の研究のサポートも頼まれており、いい結果を出したい」(植草名誉教授)などと、今後の抱負などをスピーチした。