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2011年度「科研費」 過去最高237件・約4.9億円を獲得

文部科学省および独立行政法人日本学術振興会から、2011年度の科学研究費補助金(科研費)の交付内定が発表された。明治大学の2011年度の科研費の採択件数・金額は新規と継続分を合わせて237件・4億8887万円(前年度207件・約4億3900万円)と、採択件数・金額ともに過去最高を記録した。

科研費は、人文・社会科学から自然科学まですべての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする競争的資金であり、専門分野の近い複数の研究者による審査により助成が行われる。我が国最大規模の研究助成制度で、社会の困難や障害を突破する画期的な研究成果を多く生み出しており、それらが今日、私たちの暮らしに大いに役立っている。

2011年度から基金化による制度改正「独立行政法人日本学術振興会法の一部を改正する法律」が4月28日に施行され、新規採択分の「基盤研究C」「挑戦的萌芽研究」「若手研究B」は、会計年度にとらわれない契約や、研究の進展に合わせた研究費の前倒し、次年度使用など、柔軟な執行が可能となった。

今回採択された明治大学の主な新規採択研究は別掲のとおり。

明治大学科研費 応募・内定状況の推移(2006~2011年度)