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世界へ発信する新教育・研究棟を建設 駿河台C地区整備計画がスタート

工事の安全と無事を祈り鍬入れをする長堀理事長

学校法人明治大学は7月30日、駿河台C地区整備計画の地鎮祭を建設地である駿河台キャンパス11号館および学生会館解体跡地で執り行った。創立130周年記念事業における大型施設整備計画の一環として位置づけられる本計画は、世界に発信する最先端の研究拠点と陶冶の場をコンセプトとする新教育・研究棟を建設するもの。2013年4月からの使用を予定している。

地鎮祭には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ大学役員・役職者、地元の千代田区駿河台西町会長の藤本健氏らが参列。工事関係者とともに工事の無事を祈願した。

長堀理事長はその後に行われた直会の席で、15年越しの念願だった駿河台C地区再開発がいよいよ着工される喜びや、これまで商学部の建物として50年にわたり5万人以上の卒業生を輩出したと整備地の歴史を紹介した上で、「駿河台の都市景観に合った、『さすが明治大学』と賞されるような建物になることを」と期待を寄せた。

納谷学長は、「駿河台キャンパスのリバティタワーは教育棟、アカデミーコモンは社会連携の場、そしてこの施設を研究の拠点として、世界から『明治大学ここにあり』と言われるような研究を展開したい」と決意を述べた。