法務省は9月8日、法科大学院修了者を対象とした2011年新司法試験(6回目)の合格者2063人を発表した。明治大学からの合格者は前年比5人増の90人だった。総受験者数8765人に対する合格率は23.5%(前年25.4%)と5年連続で低下し過去最低を更新した。
合格者について、法学既修者コース(2年制)修了者は1182人で合格率は35.4%(同37.0%)、未修者コース(3年制)修了者は881人で合格率は16.2%(同17.3%)だった。
明治大学法科大学院からは、375人が受験、90人が合格した。この合格者数は、東大、中大、京大、慶大、早稲田に次いで6番目であり、この順位は第1回新司法試験以来、変わっていない。合格率は24.0%であり、全国平均を若干ではあるが上回った。
新司法試験開始後も併存されてきた旧試験の新規出願受け付けは昨年で終了し、今回から新試験に一本化された。新試験スタート時に政府は、法曹人口拡大計画で2010年ごろに年3000人を合格させるとしていたが、目標を大きく割り込み計画の形骸化が指摘されている。全国の法化大学院74校の格差も広がっており、今後は省庁横断の検討会議「法曹の養成に関するフォーラム」で検討が行なわれる。
合格者について、法学既修者コース(2年制)修了者は1182人で合格率は35.4%(同37.0%)、未修者コース(3年制)修了者は881人で合格率は16.2%(同17.3%)だった。
明治大学法科大学院からは、375人が受験、90人が合格した。この合格者数は、東大、中大、京大、慶大、早稲田に次いで6番目であり、この順位は第1回新司法試験以来、変わっていない。合格率は24.0%であり、全国平均を若干ではあるが上回った。
新司法試験開始後も併存されてきた旧試験の新規出願受け付けは昨年で終了し、今回から新試験に一本化された。新試験スタート時に政府は、法曹人口拡大計画で2010年ごろに年3000人を合格させるとしていたが、目標を大きく割り込み計画の形骸化が指摘されている。全国の法化大学院74校の格差も広がっており、今後は省庁横断の検討会議「法曹の養成に関するフォーラム」で検討が行なわれる。
新司法試験の合格率の推移
2011年新司法試験 法科大学院別合格者数上位10校
順位 | 大学院名 | 受験者数 | 合格者数 | |
---|---|---|---|---|
1 | ① | 東京大 | 415(156) | 210(45) |
2 | ② | 中央大 | 461(165) | 176( 39) |
3 | ④ | 京都大 | 315(100) | 172( 37) |
4 | ③ | 慶応義塾大 | 342(100) | 164( 35) |
5 | ⑤ | 早稲田大 | 432(415) | 138(129) |
6 | ⑥ | 明治大 | 375(212) | 90( 43) |
7 | ⑧ | 一橋大 | 142( 45) | 82( 21) |
8 | ⑫ | 神戸大 | 148( 44) | 69( 15) |
9 | ⑪ | 同志社大 | 277( 91) | 65( 18) |
10 | ⑩ | 東北大 | 170( 66) | 54( 19) |