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学長スタッフ合宿研修で 復興支援、危機管理体制を集中的に議論

東日本大震災の被災地の視察も兼ねて蔵王(宮城県)で行われた合宿研修 2012年度「年度計画書」を長堀理事長へ手渡す納谷学長

秋季の学長スタッフ合宿研修が9月5日から7日まで、宮城県・蔵王で開催された。

合宿研修は、教学運営の方針策定を目的に年2回開催されている。今回も、納谷廣美学長、土屋恵一郎教務担当理事、米山勝美学務担当理事、市川好和施設計 画担当理事をはじめ、副学長、学長室専門員などの全スタッフが参加し、理事長に提出する2012年度の年度計画書や教学の諸課題について、活発な議論が行 われた。

研修の冒頭、納谷学長から「日本の復興への姿勢は海外でも賞賛されている。本学も今後の日本をどうするか考えていく必要がある。また、持続性ある大学としてどのように発展していくべきか十分に議論を深めてほしい」とのあいさつがあった。

今回の研修は、東日本大震災の被災地も視察し、初日は終日、復興支援・危機管理体制などについて集中的な議論が行われた。二日目以降は、中野新キャンパスを含めた各キャンパスの管理運営体制など多くの課題について今後の対応を検討した。

具体的には、グローバル30(G30)の今後の取り組み、国際展開の現状と課題、スポーツ振興政策、履修証明制度を利用した新プログラムの創設、図書館 の今後の政策、グローバル人材の育成、入試の作題・監修体制、大学院教育改革、大学院・研究活動等の国際化について具体的な方策が検討された。

最終日には、学長方針の策定と学長任期最終年度として、これまでの実績評価・残された課題・今後検討すべき課題についての総括が行われ研修が締めくくられた。

2012年度「年度計画書」を提出

納谷学長は9月29日、長堀守弘理事長へ「2012年度明治大学教育・研究に関する年度計画書」を提出した。今後は更なる国際化の推進や研究力の強化などが急務であり、全教職員の英知を結集し、一丸となって政策を推進していくことが重要である。

(教学企画事務室)