Go Forward

明治大学とともに 校友会長 向殿 政男

校友の皆さま、明治大学関係の皆さま、明けましておめでとうございます。今年が皆さまにとって、良い年でありますことをお祈りいたします。

母校明治大学は、昨年4月より日髙憲三理事長、福宮賢一学長を中心とした新体制となりました。『世界へ —「個」を強め、世界をつなぎ、未来へ—』のミッションを継続しながら、現代社会に即応した改革を推進して大躍進しています。校友の皆さまも大変誇りに思っておられると存じます。明治大学校友会も大学にならい改革を進め、本来の目的である母校を賛助し、それを通して大学と校友、ならびに校友同士の親睦を図ることに邁進していく所存です。

私は校友会長に就任以来、「明治はひとつ」のスローガンを掲げました。「明治はひとつ」の心は、本学の建学の精神「権利自由・独立自治」の下に、それぞれの個性や歴史を持ちながら、校友会はもとより、現役学生や教職員も、多くのOB・OG会組織も、また父母会も、母校明大を支援するという点では同じ方向を向いて、1つになろうということです。

ご存知のとおり、校友の皆さまは日本全国のみならず世界で活躍しています。記憶に新しいところでは、昨年開催されたロンドンオリンピック・パラリンピックです。パラリンピック競技女子背泳ぎ100mで金メダルを獲得した秋山里奈選手をはじめ、選手・コーチなど20人の明大人が大活躍いたしました。

これら校友の皆さまお一人おひとりの活躍は現在、本紙のような広報紙や、ホームページ、校友会本部で運営している紫紺NETを通してお届けしています。また、各都道府県で組織されている校友会支部を通じて、目に、耳にしていだたいております。

皆さまは、それぞれが住まう地区の校友会支部に所属しています。各支部で毎年開催される総会には、大学および校友会の役職者も出席して、母校明大の近況を報告するとともに、懇談の場を通じて親睦の輪を広げ、絆を深めています。さらに、各支部では3年に1度の割合で、大学教員などを招いての公開講演会を開催していますので、さらに母校愛を深める機会にしていただければと存じます。

我々校友会は、明大生および校友の活躍を後押しするべく、弛むことなく改革を推進し、母校支援のために全力を尽くしてまいります。「明治はひとつ」本年も皆さまのご支援と、ご協力を賜りますことをお願い申し上げます。