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ズームアップ<512回> 春の結果を上回れず悔しい3位



レスリング部 白石 凉

4年生が引退し、最初の公式戦は1、2年生が出場する新人戦。春季新人戦の入賞者も次々に敗退する中、白石涼(政経2=八千代松陰)が3位入賞を果たした。しかし「もっとできたはず。本当に悔しい」と唇を噛んだ。優勝が期待されていただけにその表情に喜びの色はなかった。

「得意なタックルでとれる自信があった」と白石。準々決勝までが行われる1日目、白石は絶好調であった。接戦となった2回戦も2—1で競り勝つ。しかし一晩挟んで翌日、準決勝ではその自信が見られなかった。敗因は「自分でもわからない」と肩を落とした。第1ピリオドは開始26秒で場外に出され1ポイントを許すと、終盤にはバックをとられ更に1点を失う。第2ピリオドは序盤から投げられ一気に4点の失点。そして開始1分弱、フォール負けを喫した。

次の試合は来春の東日本リーグ戦。それまでに、安定した強さを手に入れるのが目標だ。この半年間がカギとなりそうだ。

(しらいし・りょう 政経2 八千代松陰高出 178cm・84kg)

文・写真 関本紗希(文1)