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2012年度卒業式を挙行











午後の部で答辞を述べた政治経済学部の井上寛樹さん 明治その名ぞ吾等が母校 「やっぱり明治がナンバー1」スポーツ表彰の優秀賞を受賞した弓道部の神山綾音さん(法学部)

2012年度卒業式が3月26日、東京都千代田区にある日本武道館で挙行され、7960人(学部6814人、大学院1146人)が晴れの日を迎えた。式典は学部別に午前と午後の2部構成で行われ、いずれも総代への学位記授与に続き、福宮賢一学長の告辞、日髙憲三理事長・向殿政男校友会長の祝辞、卒業生答辞、なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(1981年文学部卒)の記念講演、校歌斉唱と進行。満開の桜の中、卒業生は次のステージへの一歩を踏み出した。

福宮学長は告辞で、「卒業は通過点に過ぎず、学びに終わりはない」とした上で、「理想を高く掲げ、くじけることなく前進しようとする強い意思と、疲労困憊をいとわない努力だけが、自身や社会の未来に希望を託すことを可能にする」と激励した。

続く祝辞では、「前に一歩踏み出す勇気を決して忘れず、明治の学び舎で培った、個性や人間力を存分に発揮し、世界へと羽ばたけ」(日髙理事長)、「今日から52万人を数える明治大学校友の一員。母校との絆は一生の財産だ」(向殿校友会長)と卒業生の前途を祝した。  卒業生を代表しての答辞には、午前の部は情報コミュニケーション学部の林宏美さんが、午後の部は政治経済学部の井上寛樹さんが臨んだ。

2人は総代として、それぞれ在学中の激動の4年間を振り返りつつ「東日本大震災の復興を願うとともに、私たちの若い力で支援する。自分の専門分野だけでなく、広く社会に目を向けることが問題解決につながる」(林さん)、「時代の変化に対応し、社会のためになることを自覚しながら、日本を支える一人となる」(井上さん)と抱負を述べ、教職員と保護者への感謝で辞を結んだ。学生表彰では、連合父母会教育振興賞、校友会表彰、スポーツ表彰の代表者に賞状が贈られた。

引き続いて行われた卒業記念講演では、なでしこジャパン監督の佐々木氏が登壇し、「当たり前のことを、当たり前にやる。志を持って人間力を磨くことが大切だ」と後輩たちにエールを贈った。

式典の締めくくりに、明治大学交響楽団の伴奏と、グリークラブ、混声合唱団のリードにより、参列者全員が明治大学校歌を斉唱し、2012年度卒業式は盛会のうちに閉幕した。

2012年度 卒業生数

一部
法学部 903 (246)
商学部 990 (291)
政治経済学部 1119 (230)
文学部 845 (470)
理工学部 961 (129)
農学部 584 (226)
経営学部 646 (205)
情報コミュニケーション学部 435 (215)
国際日本学部 331 (226)
6814 (2238)
大学院(博士前期・博士後期) 前期 後期
法学研究科 29 (13) 1 (1)
商学研究科 38 (23) 4 (1)
政治経済学研究科 46 (21) 4 (2)
経営学研究科 52 (28) 4 (1)
文学研究科 60 (33) 10 (5)
理工学研究科 430 (43) 14 (2)
農学研究科 83 (30) 2 (1)
情報コミュニケーション研究科 12 (7) 0 0
教養デザイン研究科 15 (10) 0 0
先端数理科学研究科 9 (4) 2 0
774 (212) 41 (13)
法科大学院
法務研究科 163 (35)
専門職大学院
ガバナンス研究科 29 (7)
グローバル・ビジネス研究科 71 (17)
会計専門職研究科 68 (14)
168 (38)
総計 7960 (2536)
※( )内は女子で内数。3月26日現在