Go Forward

オリ・パラリレーセミナー in 明治大学

本物の金メダルの登場に会場からは歓声が上がった パラリンピックを日本で!参加者全員と記念撮影

東京オリンピック・パラリンピック招致委員会と連携協定を結ぶ明治大学は7月31日、校友でパラリンピック金メダリストの秋山里奈氏(2013年法研修了)を講師に迎え、「オリ・パラリレーセミナー in 明治大学 パラリンピックをもっと身近に!2012ロンドン金メダリスト~里奈先輩のキセキ~」を和泉キャンパスの図書館ホールで開催した。

今回のセミナーは、スポーツ史やオリンピック教育をテーマとする後藤光将政治経済学部准教授の「教養演習」の学生たちが主体となり、招致活動の一環として企画したもの。和泉キャンパスに通う1・2年生や学外からの聴衆約50人が来場した。

母校の後輩の前で初めて講師を務めた秋山氏は、「少し緊張した」と言いながらも、幼いころからの視覚障害や水泳との出会い、パラリンピック挑戦から金メダル獲得に至るまでの経緯を当時の心境を交えて紹介。また、明大在学中の思い出として「パラリンピックに出場することが決まった時、大学が五輪代表選手と同じように自分を応援してくれた。明大生として金メダルを取ることができ、とても嬉しかった」と、ロンドンで獲得した金メダルを手に取りながら、笑顔で語った。

参加した学生は「秋山先輩の話を聞いて胸が熱くなった。自分もスポーツをしているので、文武両道で頑張りたい」と、秋山氏の強い信念に感服すると同時に、競技スポーツとしてのパラリンピックを再認識し、目を輝かせながら熱いメッセージを受け取っていた。