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大船渡・気仙沼 法学部阪井ゼミが復興支援ボランティア

屋台で接客。地元の方々とも積極的に交流した

法学部阪井和男ゼミナールは8月、明治大学が「復興支援に関する協定」を結ぶ岩手県大船渡市と宮城県気仙沼市の夏祭りで復興支援のボランティアを行った。

大船渡市では同月2~3日に開催された「おおふなと夢商店街祭り」に参加。この祭りは震災の影響でしばらくの間開催ができなかったが、昨年再開。地元の方からの要請を受け、設営作業や会場内受け付け、屋台での販売の手伝いなどを担当した。子どもたちやお客さんに積極的に声掛けし、笑顔で接客。震災から約2年半が経過した現在の大船渡市の様子を聞かせてもらうなど、活動を通じて地元の方と触れ合う機会が多くあり、心のつながりも感じる活動となった。

同月10~11日に参加した宮城県気仙沼市の「気仙沼みなとまつり」では、本部テントの設営、交通規制用のコーンとバリケードの設置、会場の警備を担当した。このお祭りは市を挙げての大規模な企画で、会場には多くの来場者があった。1000基の太鼓による「打ちばやし大競演」や「鎮魂と復興の花火大会」と銘打たれたクライマックスの花火は感動を呼び、大盛況のうちに閉幕。同ゼミ3年の金子翔真さんは「普段は楽しむ側でいる祭りの裏方を垣間見た貴重な経験で、心身ともに強くなれた。この経験を今後に生かしていきたい」と話した。

(法学部阪井和男ゼミナール)