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第7回 明治大学教育会総会・研究大会を開催

先輩教師と現役学生も一緒に学ぶ分科会

本学校友である学校教員の教育的力量の向上や、教員養成に貢献することを目的とする明治大学教育会は11月15日、駿河台キャンパス・リバティタワーで、総会および研究大会を開催。飯田和人教務担当常勤理事、竹本田持副学長(教務担当)を来賓に迎え、校友教員および教職を目指す学生ら400人超が参加した。

総会では、髙橋靖之特任教授(文学部)の新会長就任が決定。また、全国5つ目の支部として、東京都支部の設立が承認された。

総会に引き続き行われた講演では、2期4年にわたり会長を務めた吉田貞三氏(昭和第一高等学校理事長)が登壇。「社会構造の変化と教育—私学の試みと未来への挑戦—」と題し、63年に及ぶ商業教育や国際化などの取り組みを、社会背景を交えて講演した。会場に詰めかけた学生たちに向けては、「教えることは、学ぶこと。明大の建学の精神『権利自由』は、教育の理念そのものだ」とエールを送った。

その後、各教室に分かれ、「子どもが劇的に変わる学校メンタルトレーニングⅡ—予防・治療・開発まで」「生徒から信頼される教師目指して(3カ月間の担任生活を通して)」など、11のテーマで分科会が開催された。