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畠中君代トップアスリート支援基金

畠中氏(左)から日髙理事長へ目録を贈呈

2020年東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、オリンピックやパラリンピックへの出場を目指す明大生トップアスリートの支援を目的に、「明治大学畠中君代トップアスリート支援基金」がこのほど設立されました。この基金は、体育会硬式庭球部OGの畠中君代氏(1967年文学部卒)から寄せられた指定寄付金をもって運用されます。

基金の設立を記念して12月11日、駿河台キャンパス・大学会館で、畠中氏から日髙憲三理事長へ目録が贈呈されました。

その後の懇談で日髙理事長は「校友会の杉並区地域支部長もお務めいただくなど、明大への貢献に加えて、多大な寄付をいただいた。心よりお礼申し上げる」と謝辞を述べました。福宮賢一学長は、畠中氏の学生時代の華々しい活躍に触れつつ、「体育会の会長として、大切に活用させてもらう」と謝意を伝え、明大トップアスリートの育成に意欲を示しました。

畠中氏は「明大がスポーツで活躍している姿を見るのは本当にうれしい。頑張って明大の名を上げて欲しい」と要望。また、自身もテニスの指導者であり、多くのプロテニスプレーヤーを育てている立場から「スポーツは実力の世界ではあるが、人間性も大切。あいさつや礼儀。感謝の心を持つことが大切だ」と語り、教育機関としての指導(基金の運用)に期待を寄せました。

畠中 君代(はたなか・きみよ)
明治大学在学中は、ソフトテニスで1963・64年、硬式で1966年に、それぞれインカレで優勝するという偉業を達成。「日本のチャンピオンになって、世界のテニスを見てみたい」という夢を実現し、4大大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)にも出場した。多くのプロを輩出している「ビッグKテニススクール」で、現在も後進の指導にあたっている。

※広報誌「明治」4月号にインタビュー記事を掲載します