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文学部 西洋史学専攻「世界の大使館員の話を聞く」会を開催

自国の魅力・歴史を学生へ

文学部史学地理学科西洋史学専攻は5月13日、同専攻1年生と基礎演習履修者を対象に、「世界の大使館員の話を聞く」会を和泉キャンパス・図書館ホールで開催。ベラルーシ、セルビア、トルクメニスタンの3カ国の駐日大使館員が、自国の現状や歴史、自らの目を通して見た世界になどについて語り、約80人の学生が聴講した。

会に先立ち、あいさつに立った豊川浩一教授(西洋史学専攻主任)は、大使館員らに御礼を述べた上で、学生たちに「せっかくの機会なので、積極的に質問をしてください」と呼びかけた。

続いて、ベラルーシ大使館のプーシキン・イリヤ氏、セルビア大使館の長門ティヤナ氏、トルクメニスタン大使館のオラゾフ・イスラム氏の3人から各国の説明などが行われ、学生は各国の歴史を通して西洋史への興味・関心を一層深めた様子だった。

聴講した菊池優理子さん(文1)は、ベラルーシやセルビアから継続的に東日本大震災の復興支援を受けていることなどに触れ、「新しい発見ばかりでとても有意義だった。インターネットの情報だけでなく、その国の方の生の声を聞くことの大切さを学ぶことができた。今後の自分の研究に生かしたい」と話していた。