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リバティアカデミー 受講生のニーズに応えた講座「日本の城の魅力」

戦国史研究の第一人者、小和田氏が講義

「中世と近世の城と武将」をテーマに講義する小和田氏

明治大学の生涯学習機関・リバティアカデミーは5月15日、「日本の城の魅力~城郭の謎が解き明かされ、幻の城への人々の想いはさらに広がる~」と題する教養・文化講座の初回講義(全6回)を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催。受講生のニーズに基づいて開設された講座で、定員超過となる60人が講義に熱心に耳を傾けた。

冒頭、コーディネーターの清水克行商学部教授が、この日の講師を務める小和田哲男氏(静岡大学名誉教授、日本城郭協会理事長)を紹介。小和田氏は戦国史研究の第一人者で、1996年放映の『秀吉』、2006年の『功名が辻』、2009年の『天地人』、2011年の『江~姫たちの戦国~』、2014年の『軍師官兵衛』と、歴代のNHK大河ドラマの歴史考証を担当してきた。

講義では「中世と近世の城と武将」をテーマに、城の縄張図の読み方や、北条家や武田家を例に武将ごとの築城の違いを解説。さらには、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を“城の概念を変えた武将”として数々の事例を交えながら紹介し、90分の講義は盛況のうちに終了した。

本講座は7月24日まで全6回のオムニバス形式で開講。リバティアカデミーでは今後も、本講座のように、受講生のニーズに応える講座の開設を予定している。

(社会連携機構)