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阪神ドラフト1位ルーキー・髙山俊選手(2016文卒)が活躍

東京六大学野球の通算最多安打記録(131本)をひっさげ、ドラフト1位で阪神タイガースに入団したルーキー・髙山俊選手(2016年文卒)が、期待にたがわぬ活躍を見せている。開幕戦からスタメンに名を連ねると、打率.311、本塁打2本、さらには新人最多タイとなる3度の1試合4安打を記録(4月25日現在)。そのバットの先には、すでに新人王を射程にとらえている。

髙山選手は、日大三高3年時に夏の甲子園を制覇。明治大学体育会硬式野球部では、1年時からレギュラーに名を連ね、2年時の春秋連覇など、在学中3度のリーグ制覇に貢献した。さらに4年時には、大先輩にあたる硬式野球部OB・高田繁氏(1968年農卒)が持っていた六大学最多安打記録(127本)を約半世紀ぶりに更新。通算131安打の金字塔を打ち立てた。

阪神に入団後も、金本知憲監督に「完成形に近い」と言わしめる打撃センスで、開幕からレギュラーの座に。開幕戦初打席でヒットを放つなど、プロとしてのスター性も持ち合わせている。

入団会見では、「(金本監督が期待する)長距離砲をまずは目指してやっていきたい」と語った髙山選手。ヒットを量産するだけではなく、長打力や俊足も併せ持つ大型ルーキーが、プロとして超一流の証であるトリプルスリー(1シーズン打率3割・30本塁打・30盗塁)を達成する日も、そう遠くないのかもしれない—。

髙山選手の今後の飛躍に、乞うご期待!