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就職活動体験記「就職活動を通して学んだこと」

文学部文学科4年 本地川 恵(内定先:中日本高速道路 株式会社)

「就職活動は内定をもらうためだけのもの」、1年前、私は就職活動に対して漠然とこのようなイメージを抱いておりました。しかし、今振り返ってみると、就職活動は結果以上に過程において多くのことを学ぶことのできるものでした。特に私は「周囲の人を頼ること」の大切さを学ぶことができたと感じております。

就職活動中は、本当に多くの方々を頼らせていただきました。OB・OG訪問、就職キャリア支援事務室でのエントリーシート添削、各企業の採用担当者による社員紹介、そして連日に渡る友人との模擬面接など、思い返すときりがありません。特に、OB訪問で社員の方のリアルな生活や心情に迫ることでその組織の中で働くイメージを明確にしたり、友人との模擬面接や自己分析で遠慮なく意見を言い合ったりする中で、自分の根幹にある価値観を見いだし、自己分析にもつなげることができました。また、多くの卒業生や職員の方々に支えられ、明治大学が非常に恵まれた環境であることを実感しました。

このように「周囲の人々を頼ること」の大切さを学んだことが、私の就職活動における最も大きな成果であったと言えます。もちろん、就職活動は自分自身のための活動でしかありません。しかし、私にとってそれは決して一人で乗り越えられるものではなく、むしろ多くの人に支えていただき初めて乗り越えられるものでした。

就職活動においては結果が最も重要と考える人もいるかもしれませんが、その過程に学べることがたくさんあることを忘れないでください。また、今後は私も後輩の皆さんにお力添えできればと思います。皆さんの就職活動が、一人ひとりにとって実りあるものになるよう応援しております。