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連合父母会 全国会長会議 2016年度新役員決まる

退任役員へ感謝状を贈呈。「校歌は3番まで、もちろん応援歌も歌えます。だって明治は第二の母校ですから」

明治大学連合父母会は7月23日、全国会長会議を駿河台キャンパスで開催した。全国57地区の父母会総会で選出された地区父母会長が出席し、2016年度の連合父母会の新役員を選任するとともに、事業計画の確認や来年度日程等を審議した。連合父母会長には、東京都南部地区父母会長の佐々木晃氏が選出された。

5月下旬から7月上旬まで、全国各地で開催された父母会総会・父母懇談会がすべて無事に終了したことを受けて、連合父母会全国会長会議が駿河台キャンパス大学会館3階会議室で開催された。

この会長会議には、川本正信連合父母会長、全国各地区の新父母会長、連合父母会から会計担当の青谷芳嗣副会長、学生支援担当の佐々木晃副会長、広報・交流会担当の阿部仁副会長、髙橋悟顧問、片桐通夫顧問が出席。大学からは、連合父母会名誉会長でもある土屋恵一郎学長、中村義幸教務担当常勤理事が出席した。

冒頭、あいさつに立った土屋学長は謝意とともに、「父母会こそ、校友会と並んで明大を支える大きな柱だ」と父母会に対する期待を述べた。続き登壇した中村理事は、「一層の大学教育改革に取り組みたい」と決意を語った。

会議の中で、連合父母会の役員改選が行われ、首都圏11地区父母会の推薦も受け立候補した、東京都南部地区父母会長の佐々木晃氏が連合父母会長に就任した。

その他の主な議事として、11月最終日曜日に開催される第12回「父母交流会」、2017年度の父母会総会・懇談会開催日程などついて審議した。また、2024年に連合父母会が設立50周年を迎えるにあたり、短期的・中長期的な課題および事業の在り方について諮問しているプロジェクトからの中間答申を受けて、地区父母会活動助成にかかわる規程の見直しや会務マニュアルの刷新、父母会のグローバル化の取り組みについての報告がされた。最後に、新潟県と東京都南部地区父母会から、取り組み好事例紹介が行われた。

会議終了後には、父母会主催による各地区父母会長と土屋恵一郎学長、柳谷孝理事長をはじめ法人役員・大学役職者の列席のもと、リバティタワー23階岸本辰雄ホールで懇親会を開催。冒頭に、この日の会長会議をもって退任した連合父母会の川本前会長、青谷前副会長、阿部前副会長、片桐前顧問に、土屋学長から感謝状と記念品が贈呈された。

外国人留学生へ奨学金を贈呈

世界共通の父母の想いに「ありがとう」

全国会長会議に先立ち、外国人留学生へ奨学金が贈呈された。

この明治大学連合父母会の留学生助成は、外国人留学生を対象として、2010年度から行われている。在留資格で「留学」を有する新入生の中から、各学部1名ずつ、国際教育センター長の推薦に基づき、1人あたり20万円の奨学金を授与する。

今回は、留学生入試制度のない総合数理学部を除き(2017年度入試より導入)、9学部の新入生9名に、川本正信会長から奨学金が手渡された。

帯同した国際教育センター長の小室輝久法学部准教授からの感謝の言葉に続き、留学生一人ひとりからも、「入学間もない大切な時期を、アルバイトすることなく、勉強に集中することができる」等と、しっかりとした日本語と笑顔で、お礼の言葉が述べられた。