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タイで3学部の学生が現地の校友と交流

海外で活躍する校友の話に耳を傾ける学生たち アセアンを基点にネットワークを構築

明治大学アセアンセンター(タイ・バンコク)は2013年の開所以降、明大生のタイでの教育活動を支援・実施してきた。今夏にも、政治経済学部の短期研修プログラム(8月2日~28日)や理工学研究科建築学専攻と理工学部建築学科(7月31日~8月9日、8月7日~9月7日)の研修プログラムなどが同センターで実施され、9月上旬には、情報コミュニケーション学部、理工学部、農学部の3学部の学生が研修で訪れている。

今回、3学部のプログラム日程が重なったことを受け、学生と現地の校友の合同夕食会が9月10日、同地で企画された。夕食会は同センターからほど近いTAI-PAN Hotelで開催。本学からは、情報コミュニケーション学部の学生16人、理工学部10人、農学部16人と、現在交換留学で長期滞在中の政治経済学部、農学部の学生4人、同センターに勤務する3人が出席。現地の海外組織であるタイ王国紫紺会からは、山田宏之会長、堀口兵晴事務局長を始め12人の校友が参加し、交流を深めた。

小沼廣幸センター長の挨拶を皮切りに、坪田邦夫農学部特任教授の乾杯で開会となった夕食会は、テーブルを囲んだ情報交換はもちろんのこと、有志による尺八や笛と太鼓の演奏なども行われ、終始和やかな雰囲気で進行。最後は、各学部代表学生から関係者への謝辞を述べ締めくくられた。

学生たちにとって海外で活躍する校友の話を直接聞く機会を得られたことは、学生生活はもちろん、社会に出てからの指標となった。さらに、学部の垣根を越えた学生同士の現地での交流はまたとない貴重な経験となった。