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博物館企画展 再葬墓と甕棺墓 —弥生の墓の東西—

群馬県岩櫃山遺跡第14例土器 佐賀県桜馬場遺跡第1号甕棺

弥生時代墓制を特徴づけるものとして、東日本では再葬墓、九州では甕棺墓が挙げられます。明治大学は1950年の考古学専攻創設前後から再葬墓の研究に取り組み、1964年の岩名天神前遺跡で初めて土器を用いた再葬が行われていたことを突き止めるなど、多くの成果を上げてきました。一方で、比較研究の資料として巨大な専用土器を棺とした九州の甕棺、その副葬品のひとつで年代決定の鍵ともなっている中国鏡も収集しています。今回は、関東の代表的な再葬墓資料とともに、当館収蔵の甕棺・中国鏡を初めて一堂に展示し、東西の墓制の違いとその特徴、そして年代について紹介します。

  • 会期
    10月22日(土)~12月18日(日) 会期中無休・入場無料
  • 時間
    10:00~17:00
  • 主催
    明治大学博物館
    〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
    駿河台キャンパスアカデミーコモン地階
    TEL:03-3296-4448 http://www.meiji.ac.jp/museum/
※都合により展覧会の会期及びタイトルについて予告なく変更することがあります